■ アイスクライミング~な、お正月
今年のお正月はアイス三昧、4連チャンだった・・・。
始まりは、夫が私は帰省しなくていい、と言ったこと。毎年、夫婦そろって帰省しているが、去年は大きな山行が予定されていたので、帰省しなかった。今年は当然、帰省する気でいたが、正月ではなく、別の時のほうが・・・と彼が言う。
夫は、交通機関の混雑を避けて、元旦に家を出て二日に戻ってくると言うので、元旦に予想外に時間ができてしまった。
お正月は家にいるには惜しい晴れで、一人で赤岳でも登って、山頂から日の出を拝むかな~とも、考えてはいたのだが、結局、あいていないだろうと思われた人に、ダメ元で連絡してみたら、あいていた。
元旦だし、あんまりしんどくしないように、3時間ほどアイス。その人の属している会山行で、アイスクライミングが予定されており、明日もおいで、ということで、2連チャン。
3日は、もともと予定していたので、3連チャン。懐かしい友達がアイスしたい、というので、4連チャン。
元旦、早々、アイスな日々。
付き合う人も付き合う人だ(笑)。付き合ってくれた人は、さらに一枚うわてで、6連ちゃんだったそうで、さすがに、私の最終日には、付き合ってくれなかった(笑)。いくらなんでも、7連チャンは、行きすぎでしょう。
■ 南沢 → 湯川
今、私のアイスクライミングは、いきなり上達。6級も登れている。6級での持久力は今から。
次はプロテクション。 一緒に行った相方も、ほぼ同じようだった。
当初は、定番で、南沢小滝・大滝を予定していたが、両方とも、リード練習するか、もしくは、難しいクライミングをして、クライミング力を上げるか、が課題のようだったので、急遽、朝に行き先を湯川へ変更した。
南沢小滝では、双方ともリードできるのは確実だし、一方、大滝だと、混雑が核心で、混雑していると予想できる、正月休み最終日では、落ち着いてリード練習できないかもしれない。
しかも、前日行った人の話によると、気温が上がったために、氷がシャンデリア化してしまい、プロテクションの取り方が難しくなってしまい、Ⅵ級-だと。6級-では初心者には向かない。
そりゃ、初めて大滝リードしますって人には、向かないでしょう!!
しかも、久しぶりに会う人と真剣勝負の初リードっていかがなものなのでしょう?普段、ビレイしてくれている人としたいですよねっ!っと言うことで、より課題が難しい、湯川へ。
クライミングそのものは、湯川のほうが難しい。
結果、友人も私も、色々なムーブを試せて、悪い箇所のこなしも、こなれ、満足して帰ってきました。
二人でトップロープを張る作業をしたので、作業が早く済んだ。
しかも、アルパインの人同士だと、知識が共通なので、そっちが懸垂で降りる前に同じロープでビレイしてもらって、こっちはこっちでトップロープ支点作ろうかな~、などという会話がスムーズだ。
■ 湯川
この時期、湯川にアイスに行く人は、登れるラインを知っている人だけだと思う。
彼は、湯川自体が初めてだったので、連れて行ってよかった。
湯川は、アイスのゲレンデとしては、上級者も初心者も皆が楽しめるエリアとして知られている。
まだ、全ラインが凍結していない、この時期は、登れるラインを知っている人か、見極められる人に限られてしまう。もちろん、リードではなく、トップロープのみ。
今日も泥つきの所は、凍土になっておらず、岩にのった氷は、だいぶ下に落ちて行った。岩の出ているところの氷は、気温が高くなると、岩と氷の隙間が水になってしまい、ガバっと剥がれるように落ちて行く。 ・・・というか、剥がれたところは、最初から、遠くに投げて、落としてしまう。
アイスクライミングの主たるリスク管理は、落氷なのだから。
湯川の今登れる課題は、一部がドライツーリングになっている。トップロープ支点の下部も岩が出て、ドライ。
ちなみに、昔は、ドライツーリングと言わずに、Mテク、と言ったのだそうだ。ミックスのMなのだろうか?
湯川は、車から歩いて10分で、ゲレンデ到着なので、アルパインで何時間も歩かないといけないルートとは違う。
でも、だからこそ、の良さもあり、クライミングだけに集中することができる。
■ クラック
しかも、今日は気温が低いにも関わらず、日差しが強く、午後になって、落氷が増え始めたころ、お向かいのクラックエリアは日向になり、ポカポカ陽気。
今日はクライミングシューズを持って行けば良かったね~と話し合ったくらい、普通に岩も登れそうだった。
氷に慣れた目で見ると、こんなクラック良く登ったなぁ~という感じがしたが・・・(笑)
城ケ崎まで行かなくても、湯川に晴れた日の午後行けば、クラック登れてしまいそう。午前はアイスで、午後はクラック、なんて技もできそうなくらいの日だった。
今日は、カメラマンのおじさん、二人。湯川の氷結は、いまひとつで、東京など遠方から来る人にとっては、せーの!で来るのだから、氷結に確信が持てないこの時期、湯川にくる、ということは、不確実性が大きく、あまり魅力がある選択肢ではないかもしれないが、そこは地元の地の利。
今日は東京方面の友人に地元の地の利を紹介できて良かった☆
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