Mar 8, 2017

湯川 11回目

白髪エリア
 ■ とりあえず触りに

先週木曜から氷を触っていない…これは、今日あたり触っておきたいと湯川へ。車を夫が置いて行ってくれて、感謝。

今日はソロだから、無理して行かなくてもよかったんだけど、せっかく夫が気を使って車を置いてくれたので、機会を生かさないともったいないよな~。夫の愛に感謝☆

実は相手がいたら、角木場がいいな~と思っていた。前回、角木場に行った時、なんだかクライミングが、フロー状態に入っていたからだ。いくらでも登れそうな状態だった。

今日は、ちょっと触りたいだけなので…近郊の三つ峠や甲武信でもと考えたが、たぶん、標高的に、この時期ではもうダメだろうと言うので、安全を見て、湯川。

今日は単独でもあるし、勝手が分かっている場所が良いから。

湯川は、氷の薄い新雪期から登っているから、プラス気温でも、氷さえあれば登れることを知っているのだ。
白髪エリア奥

家の用事を済ませて出たので、到着が11時と遅く、野辺山でー3度。

川床へ降りるまでのアプローチの雪が消えてしまい、アプローチが悪い。

林道はダート化しており、ところどころに石ころや倒木があったので、いちいち降りてどけた。

今日は誰も入っていない。やだなぁ。湯川は携帯が入らないので、怪我できないなー。





■ 白髪エリア

白髪エリア
白髪エリアは氷が染み出し系なので、氷さえあれば登れ、ドライの練習にもなる。白髪奥はツララでなおかつ南面なので、気温が高い場合はNG。だが、今日は、落ちやすい白髪奥でも、12時~14時の間も落氷がなかった。もしかしたら、登れたかも。

■スクリュー打ちに慣れる

私はとりえあず慣れた白髪エリアへ。スクリューを30個打ってみた。

氷は表面と奥の質が違った。いつも、青ちゃんは表面の氷をアックスで落としてから、スクリューを入れている。私は、そんなこと、めんどくさ~と思ってそのまま打ちこんでいたが、今日じっくり孤独にスクリュー打ってみて、なるほど、と思った。

カチコチの熟成した氷
■ 食い込み核心

スクリューって、食い込むまでが大変なんだ。食い込むまでの最初の負荷を楽にしておくだけで、エライ違いだ。

今日の氷は緻密で密度が高かった。ので、ペツルのほうがバチ効き。するすると入る。でも、BDのほうは力が要る。水氷っぽいところで試したけど、今日は気温が低いからか、やっぱりペツルの勝ち。

■ 打ち込む場所

打ちこむ場所の適切さを知るために、腰から、10cm起きにスクリューを入れてみた。

以外に顔の辺りとか入れやすい。入れにくいのは、みぞおちあたりのとき。腰の位置と言われるが正確には、腰骨の位置。腕が90度以上に曲がる腰から胸までの間くらいは意外に腕そのものが邪魔になって打ちづらい。かと言って、体から距離を離すと、入らないし。

■ 保持する場所

左手のアックス保持の場所も2種類で試した。肘を伸ばしたバージョンと引きつけたバージョン。やっぱり私の場合は、脇を締めているバージョンの方がいいみたいだ。

■ 打ち込み深度

アックスの打ちこむ深さは、青ちゃんは3センチくらいも入っているそうなのだ。でも、私は、大体いつも1cmくらい。

これは、左手の打ち込み力が弱いから、というだけの、単純な理由だった(汗)。

右手で打ったアックスはバッチリ効いていた(笑)。

だから、不安感が抜けなかったんだなぁ。

■スワップ

・・・という解析の結果、右手で打ったアックスを左手に持ち替え(スワップ)、さらに右手で、打つというレスト体制の作り方が、スクリューを打つ場合には適切だろうと結論。

■ 偵察

今日は一人なので、行って見たかったところへ。乱菊の上のほう。足跡ついてた。

ミクロトワンソン

こういう登山道がない踏み跡だけの場所って、読図の山をしていない人には歩けないかもしれないな~などと思う。どこを歩くべきか判定がつかないだろうと。地形からこっちにおいで、みたいな導かれ感があるんだが・・・

導かれて、乱菊がバッチリ見えるところに出た☆


 帰りに八ヶ岳を見ると、雪雲が襲いかかっていた。南アルプスも同じ。

今日は、久しぶりに心の癒しのために、山でもいいなって思っていたのだが、アイスにしておいて正解だった。

乱菊

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