Jan 30, 2015

湯川偵察

■ 大晴天

今日は、甲府はしんしんと雪が降り続けています。 雪が降ると裏山も雪山になってうれしい☆

ところが、昨日と一昨日は大晴天。

こんな景色が野辺山から見えました♪ ああ~山に行きたい!

今日はアイスクライミングの偵察の日ではなく、稜線の日です・・・このまま稲子湯から天狗岳にでも行った方が・・・という考えがチラリとよぎります(^^;) 

天狗岳も今年はまだ行っていない・・・こんな日は硫黄や天狗は超快適でしょう・・・縦走にも最適期。

しかし、今日はアイスクライミングで有名な、湯川渓谷の氷瀑の見学です。

ただ、今回、私はなんと!靴を忘れて家を出てしまったのです・・・ 前の晩に玄関に用意したのに、忘れるなんて・・・。 これは潜在意識の仕業でしょうか・・・(笑)?

集合場所について気づき、即座に自宅に戻りましたが、双葉まで戻ったところで朝の通勤ラッシュと遭遇・・・これは・・・と、今回は同行者もいることなので、あきらめることにしました。農業用の長靴を車に入れっぱなしにしていたので、それで行くことに作戦変更しました。入っていて良かった長靴・・・。

同行者は「ったくもう!」などと言わず、次の待ち合わせ場所を指定してくれ、人格が出来ているな~と思いました。 わたしだったら、多少むっとした顔をしてしまいそうです(^^;)

ま、今回は最初からハイキングの予定、ということもありました。しかし、ハイキングには惜しい、素晴らしい快晴の冬日でした。

■ すごいバーチカルの湯川渓谷


湯川渓谷は、佐久、海ノ口にあります。

私はアプローチを調べて行かなかったので、今回は連れて行ってもらいました。すみません。

前に、乗鞍の善五郎の滝に行った時も調べずに行った。

・・・のは、携帯ですぐネット検索できる、と思ってしまうからですね・・・

しかし、それだと現地で時間を食う可能性があるので、よろしくないです。

反省。

乱菊エリア
ともあれ、今年はどこもアイスはあまり氷結が良くないようです。

それにしても、氷、モロそう・・・ 

段々になっている滝ではなく、つららが地面まで続いている感じのアイスです。

これは、

  どこか(山頂)へ行くためのアイス、

ではなく、
  
   クライミングそのものを愉しむためのアイス

ですね。

上からトップロープを張って、懸垂して降りる以外は、ロープを張る手段がなさそうです。

上に並んでいる立木も、地面の超きわきわに生えていて、トップロープを張るのも、確保が必要(つまり命がけ?!)になりそう・・・


ここはガイドさんの講習会でよく使われるゲレンデとして、頭に入っていましたが、なるほど、と思いました。

乱菊エリアは、上級者エリアです。

しかし、おとといの暖気で、おっこちたのでしょう、こんな大きな氷柱のかたまりが、あちこちにゴロゴロと落ちています。

陽気の日に、アイスに行ってはいけない

←こんなのが落ちてくるんだから・・・!!!

 基本的には、湯川のアイスは、つららが凍るもののようですが、たまに、下から上に発達したと思しき氷もあります。
 つららが刺さったら、死にそう・・・

っていうか、これ

バーチカル、

ではなくて、

ハング

なのでは???

登れないよーこんなの。

つらら系のアイスは、
アックスは、入りやすいけど、爪が立たない・・・



 お上手な方たちは、こんなのが楽しいのでしょうか・・・?

私にはとても楽しそうなアイスには見えない・・・(汗)

一切、登高意欲、沸き立ちません(^^;)。

単純に不可能に見えます・・・(^^;)





























とはいえ、せっかく来たので、アックスを振る練習。 

そういえば、だいぶ昔に教わったな~という内容を思い出しました。

親指と人差し指で握って、小指は話す。
手首のスナップで振る。小さく降って、2~3回目で決める。
脚は閉じる閉じる、開く開くのリズムで。

バーチカルで練習すると上手になれるそうです。だから、岩根行きたいんですけどね・・・私はまだ基本ムーブが課題なので。










■ アバラコフの練習でも・・・

アバラコフの練習をしました。

アバラコフ用の治具は持っていますが、針金と耳かきみたいな、引き抜きようの治具もないと、作ったアバラコフに、スリングを通すことができません。

立てるところでも、アバラコフを作るのは、なかなか難しいです。 が、できれば強固で頑丈なアバラコフができます。

アバラコフを作るのに向いたところとそうでないところがあります。 

アバラコフで作った、バックアップ付きの懸垂支点。

捨て縄以外は、自然物。

捨て縄の位置関係が重要です。

バックアップなので、本支点が崩壊しない限り、荷重がかからないような位置と弛みであること。

そうこうしているうちに、ロープがするすると降りて来て、見覚えがある人・・・

知り合いのガイドさんでした。

ロープがキレイ!

ガイドさんは、リッチ?なのでロープがきれいなのか?

まぁ切れそうな古いロープより、新しいロープのほうが安心だな。

おかげで、トップロープの張り方はバッチリ分かった♪




今日は

振り方
アバラコフ

でお終い。

あとは、周辺探索に行きます。

■ ミクロトワンソン


これは、

ミクロトワンソン

というアイスです。

これなら、なんとなく登れそう・・・

しかし、ここもトップロープを張る張り方が、重要ですね。

奥の立木で取ると、ロープが流れないでしょう。

今日の勉強はこれだな。

トップロープ支点の張り方。
■ 白髪エリア

となりの白髪エリアへ。

ここはなんとなく、まだ親しみ感がありました(笑)

白髪 は、”しらが” でしょうか? 

”はくはつ”でしょうか?



 段々が見えると、安心というか・・・なんというか・・・

腕力勝負ではない場所でないと、取り付くしまなしに見えるというか・・・

人工壁が嫌いなのは、とりついても、手の平が開いてくる感覚がすぐ起るからです。

握力です。ムーブが身に付くには、反復練習が必要だが、反復練習しようにも、指が開いてきてしまう、というわけで、反復練習には至っていません(--;)

というわけで、クライミングの才能はあまりなさそうです。手のひらが開くんですよ。



 なんとなく、足がかかりそう???

つらら系は、とりつくしまなし、に見えます。
 ただ水量とっても多いです。徒渉回数多数。
 こんな大きな氷の塊がおちているし・・・


今回は、水戸の山岳会の方に会いました。

若い人が入ってきているらしい・・・

羨ましいですね!


これは

初心者エリア

という名前のエリアですが、氷つながっていないような???

徒渉しないと行けない・・・

飛び石も厳しそう・・・






■ アイスは氷結イマイチな今年

今年はアイスは、氷結するより先に雪が振ってしまい、雪は天然の保温材として機能するため、アイスクライミングに適したような氷瀑はどこも不発のようです。

たしかに今年初の小滝でも、去年の氷結具合との差にビックリしました。

今年は春が早く来ている、というか、天候が全部前倒しみたいな感じ。

湯川の氷瀑はゲレンデとして有名で、一度来てみたいと思っていたので、アクセスを調べてアタフタすることなく、連れてきてもらえて、助かりました。

前に稲子湯から天狗岳に単独で遊びに来た時に、燈明の湯に来て(定休日で入れなかった)、この林道を知っていた・・・

ここはアプローチが短いゲレンデですが、車で入ろうと無理せず、車道を歩くのが良いと思います。歩いても、そんなに距離ありません。

ここの特徴としては、本当にクライミングそのものの練習と言う感じです。

■ 性格

岩場には性格があります。それと同じで冬のアイスにも性格がある。

 三つ峠の岩場 → ルートに行くためのつるべの練習場
 小川山     → クライミングそのものの練習場

 三つ峠のアイス → ルートに行くための練習場
 湯川の氷瀑   → クライミングそのものの練習場

登る、という敷居が低くないと、普通の人は、ロープワークを身に着けるどころではなくなります。ので、ロープワークをマスターするための場所は、基本的にルート、本番を意識して、どこか他の山に行くために練習する場所です。

一方、岩が好きな人が岩登りそのものを愉しむために行くように、アイスクライミングが好きな人が、アイスクライミング自体を愉しむために行く、という場所が湯川でした。

しかし、氷瀑は、クライミングしない人にも結構、見ごたえがあります。カメラマンがいっぱいいました。

■ 今日の学び
  • アクセスは第一関門 
  • アクセスにGPS(座標)利用
  • アックスの振り方
  • アバラコフ
  • 徒渉
  • トップロープの張り方
≪参考サイト≫
http://mino-climbing.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-1bf5.html























湯川の氷瀑

■ 大晴天

今日は、甲府はしんしんと雪が降り続けています。 雪が降ると裏山も雪山になってうれしい☆

ところが、昨日と一昨日は大晴天。

こんな景色が野辺山から見えました♪ ああ~山に行きたい!

今日はアイスクライミングの偵察の日ではなく、稜線の日です・・・このまま稲子湯から天狗岳にでも行った方が・・・という考えがチラリとよぎります(^^;) 

天狗岳も今年はまだ行っていない・・・こんな日は硫黄や天狗は超快適でしょう・・・縦走にも最適期。

しかし、今日はアイスクライミングで有名な、湯川渓谷の氷瀑の見学です。

ただ、今回、私はなんと!靴を忘れて家を出てしまったのです・・・ 前の晩に玄関に用意したのに、忘れるなんて・・・。 これは潜在意識の仕業でしょうか・・・(笑)?

集合場所について気づき、即座に自宅に戻りましたが、双葉まで戻ったところで朝の通勤ラッシュと遭遇・・・これは・・・と、今回は同行者もいることなので、あきらめることにしました。農業用の長靴を車に入れっぱなしにしていたので、それで行くことに作戦変更しました。入っていて良かった長靴・・・。

同行者は「ったくもう!」などと言わず、次の待ち合わせ場所を指定してくれ、人格が出来ているな~と思いました。 わたしだったら、多少むっとした顔をしてしまいそうです(^^;)

ま、今回は最初からハイキングの予定、ということもありました。しかし、ハイキングには惜しい、素晴らしい快晴の冬日でした。

■ すごいバーチカルの湯川渓谷


湯川渓谷は、佐久、海ノ口にあります。

私はアプローチを調べて行かなかったので、今回は連れて行ってもらいました。すみません。

前に、乗鞍の善五郎の滝に行った時も調べずに行った。

・・・のは、携帯ですぐネット検索できる、と思ってしまうからですね・・・

しかし、それだと現地で時間を食う可能性があるので、よろしくないです。

反省。

乱菊エリア
ともあれ、今年はどこもアイスはあまり氷結が良くないようです。

それにしても、氷、モロそう・・・ 

段々になっている滝ではなく、つららが地面まで続いている感じのアイスです。

これは、

  どこか(山頂)へ行くためのアイス、

ではなく、
  
   クライミングそのものを愉しむためのアイス

ですね。

上からトップロープを張って、懸垂して降りる以外は、ロープを張る手段がなさそうです。

上に並んでいる立木も、地面の超きわきわに生えていて、トップロープを張るのも、確保が必要(つまり命がけ?!)になりそう・・・


ここはガイドさんの講習会でよく使われるゲレンデとして、頭に入っていましたが、なるほど、と思いました。

乱菊エリアは、上級者エリアです。

しかし、おとといの暖気で、おっこちたのでしょう、こんな大きな氷柱のかたまりが、あちこちにゴロゴロと落ちています。

陽気の日に、アイスに行ってはいけない

←こんなのが落ちてくるんだから・・・!!!

 基本的には、湯川のアイスは、つららが凍るもののようですが、たまに、下から上に発達したと思しき氷もあります。
 つららが刺さったら、死にそう・・・

っていうか、これ

バーチカル、

ではなくて、

ハング

なのでは???

登れないよーこんなの。

つらら系のアイスは、
アックスは、入りやすいけど、爪が立たない・・・



 お上手な方たちは、こんなのが楽しいのでしょうか・・・?

私にはとても楽しそうなアイスには見えない・・・(汗)

一切、登高意欲、沸き立ちません(^^;)。

単純に不可能に見えます・・・(^^;)





























とはいえ、せっかく来たので、アックスを振る練習。 

そういえば、だいぶ昔に教わったな~という内容を思い出しました。

親指と人差し指で握って、小指は話す。
手首のスナップで振る。小さく降って、2~3回目で決める。
脚は閉じる閉じる、開く開くのリズムで。

バーチカルで練習すると上手になれるそうです。だから、岩根行きたいんですけどね・・・私はまだ基本ムーブが課題なので。










■ アバラコフの練習でも・・・

アバラコフの練習をしました。

アバラコフ用の治具は持っていますが、針金と耳かきみたいな、引き抜きようの治具もないと、作ったアバラコフに、スリングを通すことができません。

立てるところでも、アバラコフを作るのは、なかなか難しいです。 が、できれば強固で頑丈なアバラコフができます。

アバラコフを作るのに向いたところとそうでないところがあります。 

アバラコフで作った、バックアップ付きの懸垂支点。

捨て縄以外は、自然物。

捨て縄の位置関係が重要です。

バックアップなので、本支点が崩壊しない限り、荷重がかからないような位置と弛みであること。

そうこうしているうちに、ロープがするすると降りて来て、見覚えがある人・・・

知り合いのガイドさんでした。

ロープがキレイ!

ガイドさんは、リッチ?なのでロープがきれいなのか?

まぁ切れそうな古いロープより、新しいロープのほうが安心だな。

おかげで、トップロープの張り方はバッチリ分かった♪




今日は

振り方
アバラコフ

でお終い。

あとは、周辺探索に行きます。

■ ミクロワトソン


これは、

ミクロワトソン

というアイスです。

これなら、なんとなく登れそう・・・

しかし、ここもトップロープを張る張り方が、重要ですね。

奥の立木で取ると、ロープが流れないでしょう。

今日の勉強はこれだな。

トップロープ支点の張り方。
■ 白髪エリア

となりの白髪エリアへ。

ここはなんとなく、まだ親しみ感がありました(笑)

白髪 は、”しらが” でしょうか? 

”はくはつ”でしょうか?



 段々が見えると、安心というか・・・なんというか・・・

腕力勝負ではない場所でないと、取り付くしまなしに見えるというか・・・

人工壁が嫌いなのは、とりついても、手の平が開いてくる感覚がすぐ起るからです。

握力です。ムーブが身に付くには、反復練習が必要だが、反復練習しようにも、指が開いてきてしまう、というわけで、反復練習には至っていません(--;)

というわけで、クライミングの才能はあまりなさそうです。手のひらが開くんですよ。



 なんとなく、足がかかりそう???

つらら系は、とりつくしまなし、に見えます。
 ただ水量とっても多いです。徒渉回数多数。
 こんな大きな氷の塊がおちているし・・・


今回は、水戸の山岳会の方に会いました。

若い人が入ってきているらしい・・・

羨ましいですね!


これは

初心者エリア

という名前のエリアですが、氷つながっていないような???

徒渉しないと行けない・・・

飛び石も厳しそう・・・






■ アイスは氷結イマイチな今年

今年はアイスは、氷結するより先に雪が振ってしまい、雪は天然の保温材として機能するため、アイスクライミングに適したような氷瀑はどこも不発のようです。

たしかに今年初の小滝でも、去年の氷結具合との差にビックリしました。

今年は春が早く来ている、というか、天候が全部前倒しみたいな感じ。

湯川の氷瀑はゲレンデとして有名で、一度来てみたいと思っていたので、アクセスを調べてアタフタすることなく、連れてきてもらえて、助かりました。

前に稲子湯から天狗岳に単独で遊びに来た時に、燈明の湯に来て(定休日で入れなかった)、この林道を知っていた・・・

ここはアプローチが短いゲレンデですが、車で入ろうと無理せず、車道を歩くのが良いと思います。歩いても、そんなに距離ありません。

ここの特徴としては、本当にクライミングそのものの練習と言う感じです。

■ 性格

岩場には性格があります。それと同じで冬のアイスにも性格がある。

 三つ峠の岩場 → ルートに行くためのつるべの練習場
 小川山     → クライミングそのものの練習場

 三つ峠のアイス → ルートに行くための練習場
 湯川の氷瀑   → クライミングそのものの練習場

登る、という敷居が低くないと、普通の人は、ロープワークを身に着けるどころではなくなります。ので、ロープワークをマスターするための場所は、基本的にルート、本番を意識して、どこか他の山に行くために練習する場所です。

一方、岩が好きな人が岩登りそのものを愉しむために行くように、アイスクライミングが好きな人が、アイスクライミング自体を愉しむために行く、という場所が湯川でした。

しかし、氷瀑は、クライミングしない人にも結構、見ごたえがあります。カメラマンがいっぱいいました。

■ 今日の学び
  • アクセスは第一関門 
  • アクセスにGPS(座標)利用
  • アックスの振り方
  • アバラコフ
  • 徒渉
  • トップロープの張り方
≪参考サイト≫
http://mino-climbing.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-1bf5.html























Jan 28, 2015

金峰山 金石沢 F1

■ 師匠おでまし

今日は師匠と金石沢F1へアイスクライミングに行っていました。リード練習です。

師匠には、「あの~、アイス、リード練習したいんですが、ガイドに頼むとコレコレかかるし、会には先輩も忙しそうで練習頼みにくいし、小屋泊一泊分くらい持ちますんで、いっちょ、お願いできないですかね~」な感じで、お願いしていました。

なにしろ、去年は、私にとってはアイスクライミング初年度。

”とてもとても、わたくしめなんぞ、リードなんてできるレベルじゃありません(涙)”
という段階なのに、

「さ~、リードするんだ!リードしろ~!!」

と、リード強制オーラ全開だったわけですから、立場逆転です。弟子の成長に、もろ手で喜んでくれると思いきや・・・返事はそっけない。 

「段々のできている南沢小滝が登れたくらいじゃね~」

まぁ、正直その通りなので、返す言葉もありません。私も「異様に簡単だったなー小滝」と思いましたもん。 (12月小滝の記録

客観的に、一般的なフリークライミングの常識で考えた場合、私のクライミング力は、アイス&フリー含め、まだまだ初心者の域をでていません。2点支持はまだ身に着けている途中です。

でも、岩根山荘とか、バーチカルアイスで、アイスクライミングの基本ムーブを身に着けるところに行きたい!と言うと、「・・・」と渋るし。人工壁に行くのもいい顔しません。かといって、どこにも行かないとクライミング力は着かないしなぁ。

ゲレンデ練習程度を一緒に練習する相手がいなくて困っているんですよね。正確に言うと、ゲレンデ練習に休日を使いたい!というほど、クライミングに熱心な相手がいないってわけです。

ちなみに、アイスも基本はバーチカルで、腕力を使わず、ごまかさず登れるようになることが大事です。

師匠は一体、何が言いたいんだ? と 私の中では ??????・・・・・・・・と ”?”マークがエンドレスに付く感じでした。

■ ロマン?

ところが、金石沢F1の写真を報告したところ、「行って見よう」という話に・・・

これは、実は別の伏線もあったかもしれませんが・・・ 金石沢F1は、一月初めに普通に藪山山行に行った時に氷結が見事だった滝でした。

ただ短い滝なので、アイスクライミングの登り甲斐としてはあまりなく、記録はありません。

ので、師匠は、記録がない山が好き、なのかもしれません。

ダメ元で・・・ということで行って見ました。



■ ルートミス&猛ラッセル・・・

久しぶりに会う師匠ですが、いつも前夜泊です。悪いなぁというので、一緒に行くときは、温ったかおにぎりと熱いコーヒーを差し入れしています。が、今日は私は家にコーヒーは置き忘れて出てしまいました。7時半待ち合わせ、8:30登山口。

金石沢では、なんとまさかのルートミス! 3つ堰堤を越えますが、一番奥の堰堤が最初の核心部になっています。巻道が急で、とってもアブナイ・・・前回とは違うところを通ったので、なんとなく、左手の支流を選んで進んでしまい、ほとんど沢のスタート地点で、ルートミスです。

1時間もかからずにF1が出てくるはずなのに、もう1時間以上も進んでいるのに、ぜんぜんF1が出てきません・・・

しかも、雪が一番悪い状態で、猛ラッセル・・・昨日の雨で緩み、グサグサなのに、中身はふかふかで、踏み抜き、ぜんぜん前進できません。 切ないのは、20mくらい上の稜線には雪がないのに・・・です。

私は今日はラクラクだと思ったので、ザックをわざと重くして行っていたのですが、ロープも自分のが入っていてガチャもあるし、結構重かったので、だいぶ汗かきました。最近、会山行でもラクラクの時は、ザックに水のボトルを入れて歩くことにしています。女山も2リットル入れて行きました。

「その角を曲がったらすぐ滝です」を3度くらい繰り返し、疲れて休憩。「滝、ほんとに1410なの~?」

その時GPSをみると、ちょっと現在地がおかしかった。のですが、正常性バイアスが働き、「あれ、起動が遅いのかな?」と。

さらに少し行くと、稜線が近くなり、明らかに、これはおかしい・・・師匠が指摘し始め、私も明らかに稜線が近いので、これは・・・と思い返しました。あらためてGPSを見ると、最初の支沢に入っている!ので、がっくりと肩をおろし、スタートに戻りました。 

間違った地点に戻って、11:00. 1時間以上かけて登ったところが下山はラクラクで20分くらいでした(汗)

改めて正しく遡行すると、あっという間に滝に付きました。11:30。

なぜルートミスをしたのか?というと、今回は右岸から巻いたからです。前回は左岸から巻きました。右岸で巻くと、2股が見えないので、支流に入ってしまったんですね。本流と支流の水量の差が見えないのです。つぎに出てくる地形をきちんと予測して行けばよかっただけなので、初歩的ミス。


■ アイスボルダ―

滝を見るなり 「思ったより小さいね~」 「スクリューは効かないね」

今日は、F1大滝は中で水流がバンバン流れているのが分かりました・・・滝つぼにも下手に立てば、踏み抜いてドボンしそうです。

とりあえず、当初の予定通り、トップロープを張って懸垂で降りて、登ることに。リード練習は無しです。

ところが、トップロープを張るために、滝上に登ってみると、北面にみごとに固く氷結した、5mくらいの段々になっている滝がありました。言うなれば、氷のボルダ―って感じ。 師匠、俄然やる気に。

「ここでリードしよう!」 とりあえずフィフィのセット法を確認。 それから5mボルダ―アイスでリード。スクリューはトップロープ目的だったので、2本しか持ってきていませんでした。各自1本。

まぁ小さいボルダ―アイスなので、スクリューを2本うち、トップアウト。

立木で支点を取ると、「フォローを確保して」とのお達しなので、支点を作ってセカンド確保。

ちっちゃなリードフォローです。 灌木で支点を取りましたが、まずリードフォローをする気でも、リードする気でもなかったので、ギアが足りない!

不足したギアで支点を作る練習になりました。

立木は太目と細めのミックスした立木でしたが、まずはどれを選ぶか?です。太めの灌木にスリングをダブルにして掛け、数が限られている環付ビナはここが一番重要なところなので、それでパワーポイントし、クローブヒッチ。その同じビナにセカンドの確保器を掛け、セカンド確保。

自分のセルフも同じ支点のスリングにとっていましたが、ふと魔がさして、別の細い木にセルフを取り直しました。

なんというか、師匠がどう言うか聞いてみたかったんです。「支点、こうなりましたが、どうですか?」と聞くと、「太い木、1本で安心だから、セルフはこっちでいい」、と私と同じ考えなので、安心しました。

その後二人で懸垂しておりました。 このアイスボルダ―は、氷が固く氷結していて、なかなか良いアイスでした。

■ 大滝

その後、15mのロープで、大きな固定分散を作って、トップロープ支点を作りました。

どの立木を選ぶか、大きな固定分散の作り方が勉強になりました。

立木にスリングを掛け、末端エイトノットでロープを連結。連結は環付ビナか、ビナ2枚を交互に。
これを2点作り、パワーポイントもバイトのエイトノットにする。そこはトップロープのパワーポイントになるので、環付ビナ2枚を使いました。

要するに大きな固定分散です。

そこから、懸垂下降して、一人目が降り、私はローワーダウンで下してもらいました。途中で、クライミングアップに変更です。つまり滝つぼには全然降り立っていません(笑)

それを2回ほど繰り返して(ほとんど写真のため)、私がトップアウトしたら、もう一度師匠をアップするために、セカンドを確保して、今日はおしまいです。

いや~面白かった☆ 

正直、ベテランのスキルがないと、こういう遊び方はできないと思いました。初心者はゲレンデでトップロープ支点作るだけでも、結構、怪しげな橋を渡っています。

支点についての勉強をしたいと思っていたので、勉強になってよかった。どんな怪しげな滝でも、同じやり方で遊べると思いました。クライミングしているところが見えなくてもいいのであれば、上で確保してもいいので、滝つぼに立てなくても、クライミングもビレイもできます。

こんな滝つぼが見れました。水じゃんじゃん流れているし、落ちたらやだな~。

しかし、師匠が私に伝えたかった、

ロマン

って何なんでしょう?

私的には、

小さくても自分の山

というモットーが貫徹出来て良かったです☆

こんな滝、しょぼくてヤル気にならない

と言う人が大多数だと思いますが、

アイスって取り付いたら取り付いたで、結構楽しめます。

今日はスタンスの氷柱が壊れて、一回墜ちました(^^;)

14:30下山完了。

温泉は、草津温泉。

帰りにエルクによって、フィフィを貸してもらいました。 沢に残置してしまったのです・・・ 何にも買わないで帰ってスイマセン。

≪今日の学び≫
・雨後のふかふか雪はラッセル大変
・ロープを使った固定分散
・懸垂&ローワーダウンで登るアイスクライミング







Jan 19, 2015

三つ峠 金ヶ窪沢

■宴会後のアイス

昨日は宴会後の、金ヶ窪沢アイスクライミング。

毎年新年会は、恒例のアイスクライミングとなっている。今年は例年通り、新年会前でなく、新年会後に開催となった。

じゃーん!と富士山。沢から登れば、景色も格別?


が、今回は参加者3名。そりゃそうだ・・・宴会の後に、酔拳で登る気には、なかなかなれない。致し方なし・・・。それで朝の集合も遅くしておいた。朝9時登山口。 大体3人しかクライマーがいないのだから、順番がすぐ来てしまうってわけだ。

しかも!昨日は大晴天が予想された。

「こんな晴れの日に、なんでまた、薄暗い沢で、しんみりアイス???」

というわけで、一同藪山を目指・・・そうかとしたが、やはり新年会明けに計画急変、朝7時集合は、早起きというハードルが高すぎる。提案は、雁ヶ腹摺山。でも、前日だと地図を印刷できない・・・(汗)。 

こういう時のためにネタを懐に貯めておかないといけないのだ。近所で、ラッセルありで地図読みアリで、3~4時間の山が良い。

急な変更は失敗の始まり。当初の計画通りの朝9時集合で三つ峠へ向かった。

反省その① ネタを日ごろからためておくこと。

■ 激混み

当日は、金ヶ窪沢に到着すると、激混み。

あーあ。その時点で、今日はもうリード練習ってのはないな~と思った。 一応、リード用の装備は用意して行ったが使わなかった。ヌンチャクが無駄に重い。

しかし、これは予想できることだったので、計画でも、リードフォローでトップアウトし、金ヶ窪沢を詰めて山頂、だった。単純にリードフォローの回数が減っただけ。ワンピッチ。今回はリードなし。

実は去年、少し沢を遡行してみている。当時、私は単純に小さい滝が出てきて、もう一回くらい登れないかな~?と思っただけなんだった。

小滝が連続するようなところは、つるべの練習に非常に都合が良いからだ。しかし、上部は単純に緩やかな沢だった。どうも金ヶ窪沢は、上ではなく、下部のほうがアイスになるらしい。

アイスにしろ沢にしろ、なぜルートが好きなのか?と言うと”歩く、歩く、歩く、登る”という歩き主体に登りが入るリズムが、初心者向きだからだ。

岩のマルチピッチだと”登る、登る、登る、ビレイポイント”というリズムになり、緊張を解く箇所がビレイポイントしかない。しかもビレイポイントでは、支点をしっかり作れるかどうか?に、緊張を解いて良いか悪いか?が、かかっている。そのため、緊張を解けるかどうかは支点制作能力に依存してしまう。支点が上手かどうかはクライミングが上手かどうかとは全く関係がない。

そういうわけで、歩きとクライミングのミックスルートが今のレベルにかなっている。だから、そういうルートが楽しいわけだ。

■ 異議なし

今回はルート的な沢ではないし、結構水流があったので、靴を濡らすのを嫌い、早めに尾根に上がった。広い尾根だった。

先輩たち二人は、誰も異議なし。 こういう意思決定がスムーズなのがうれしい。とりあえず、

 核心が何か?
 この山行で何を得たいのか?

その辺が共通理解だということが実感できる。今日は、晴れているんだから当然尾根でしょ、ってわけだ。

実際このような景色が見れた。


■ 広い尾根は惑わされやすい

明るく広い尾根は、晴天のこともあって気分が良い。しかし、

広い尾根=ルートファインディングしづらい尾根。

こういう広い尾根は、ここを歩いてくださいという明瞭さがなく、なんとなく誘われ感がない。だらだらしている。

滝は雪で埋まっていたのに、尾根は雪が少なすぎて歩きづらい。アイゼンを外したら、雪の下の、落ち葉の下で、凍っており滑る。滝より滑るなぁ。

尾根では沢地形をにらみながら登るように、と教わった。できるだけ、隣の谷地形が確認できる位置から離れないように上がる。

御巣鷹山と三ッ峠山の間くらいに出るつもりだったが、御巣鷹山の西尾根だったので、清八峠方面からの縦走路に出た。

■ レイヤリング

ハイクアップは、汗が吹き出し暑い。今日は終日アイス、と思ってしまっていたので、寒い沢に対応した、ほかほか系レイヤリングにしてしまったためだ。

先輩はいつも同じウエアリングだ。らくだの下着、山シャツ、フリース、シェル、だそうだ。ラクダか~。

わたしは縦走ではウールの下着は持って歩くけど着ない。着ないと言うより、暑くて着れない。今日もモンベルのウールの下着にパタゴニアのR2で暑かった・・・。ウールの下着はアンダーだから脱げない・・・(汗) 大体夏の化繊の下着を縦走では着ている。家に帰ったらザックの背面パッドが汗でぬれていた。

≪ホカホカ系レイヤリング≫
ウールアンダー
R2(気温により、ロングスリーブかベスト)
ソフトシェル
ダウンセーター(ビレイ中)

≪汗かき仕様レイヤリング≫
夏用アンダー (下にさらにファイントラックのドライレイヤー)
R1
ソフトシェル
ダウン
レインウェア

縦走路から先は一人分のトレースがあった。予想より長くコースを上がることになったが、トレースのおかげでスピードアップ。

御巣鷹山、三つ峠山と縦走。大快晴で、遠く北アルプスまで見通せる大展望の日だった。

終日アイスの日にしなくて正解だった。三つ峠山荘へ抜けて普段の北口登山道で下山して14時。

新年会後の二日酔いの日にはちょうど良い酔い覚まし山行ということで終了した。帰宅したら、まだ15時半だった。

■ 標高差感覚

だらだらした広い尾根
反省点としては、あのようなだらだらした広い尾根でも、標高差感覚ができていれば、もう少し軽快に上がれると思った。

尾根が広くてだらだらしていると、なんだかピークが一生来ないようでめんどくさくなる。

チョキへ行った山行でも途中で、だらだらが嫌になり、巻こうとしたのだ。 だらだらした広い尾根は、ランチ休憩や昼寝には最適だけど、登るとなると魅力がない。

しかし、巻こうとするのは良くない、ということは分かった。 我慢して登るべし。

そういう意味では、岩尾根は登路として迷いがなくはっきりしていて、登りやすい。沢も同様だ。困難な個所が出ては来るが、進むべき方角ははっきりしている。登路としての明確さ、という意味では明瞭だ。

つまり広い尾根のリスクは、

  • どこでも歩けるためルート維持が困難なこと、
  • 明瞭さがなく飽きること、

だ。人生と同じで、誰でも登れる易しい道は、だれやすいってワケだ。

■次は沢

私は尾根なら、もう一般縦走路中の尾根なら、どれでも歩けるスキルがある。なので、次は沢地形をマスターしたい。

岩の技術は、自然地形に当てはめると、尾根ではなく、沢ではなく、壁だ。フェイス、壁は登路しては不明瞭で、とにかく難しい。

壁は難しいため、ゲレンデがたくさん用意されている。凸である尾根にも、凹である沢にもゲレンデなんてない。それだけ壁が難しいってことだろう。だから壁はしばらくお預けだ、岩の練習はゲレンデが担当することになる。

クライミングはクライミングばっかりしていると、歩きに弱くなるという欠点がある。昨日は先輩たちのザックがずっしり重くて、感心した。 トレーニングの山だった。

■ アイスのリスク管理

その① 混雑リスク

昨日は大混雑で、登れる下部のアイスはスダレだった。そこは見るからに初心者の人が、あぶなっかしいローワーダウンをしてもらっていた。ローワーダウンの姿勢を見ると、あんまり慣れていない人だとすぐわかった。こういう時はあまり登ることに執着しないのが安全管理だと思った。

その② 落下物リスク

上手な人は氷をあまり落とさないが、初心者はアックスをたたきすぎて、よく氷を落とす。それだけでなく、アックスを落としたりもする。アックスを落とすと、下の人に凶器となる。アックスまで行かなくても、滝では色々なものが落ちてくる。人が多いと雑談が増え、落ちてくるものに気が回らないこともある。それこそ、ローワーダウンで出しすぎて、人が落ちてきたりもするのだ。

その③ 落氷にバイザーつきヘルメット

皆に、バイザーつきヘルメットを褒められた。すでに落氷で顔を切った人がいた。アイスの落氷は、避けられないものなので、バイザーは嫌でも必要だ。

ペツルからバイザーつきヘルメットが出ている。買った当時も高かったが、顔の怪我には代えられない。当時の記事はこちら

私はまだアイス2年目で、顔にけがした人を3人見ている。去年は落氷を肩に受けて、自分もあざができた。

■ 気が付いたこと

その① ビレイ
先輩のロープの送り出しは無駄がない。引かれたら出す。弛みがない。ロープには、どこにもだらりん部分がなかった。

私も先輩も、ロープがすぐ出るように、登り出し前に、登るほうが上になるようにロープをほぐした。リードのビレイはすぐ出せるのが大事

その② オーダー

やっとこさロープが一杯になった。しかし、どっちのロープを引くか先に打ち合わせしなかった。どちらが登るのか、ロープの引きからは判別できない。

オーダーは基本的に、セカンドが一番弱い人だ。だが、最近の人は歩ける人でも、オーダーについて知らない人が多い。

ので、その辺ははっきりしておいた方が良いかもしれない。私は誰に聞いたのだろう?本で読んだか、師匠に指示されたか?だ。

登る前の打ち合わせは大事だ。

その③ 回収

ギアの回収は結局セカンドがしてしまった。 このルートは寝ていたし、振られるところがなかったので、サードに支点を付け替える必要は見いだせなかったからだ。

それならば、回収した方が登りやすいと判断した。ロープがところどころ交差していたからだ。

が、そうすると、オーダーでは2番が下手くその定位置だが、へたくそが回収を頑張ることになる。

今回はラクラクアイスだったから、問題ないが、ギリギリ系アイスでもそうなのだろうか?(ま、ギリギリ系アイスは当分行かないけど)

 登山道で人相の悪いカモシカ君に会った。

いつもカモシカ君は一人だ。夜はどこで寝ているのだろう?