Mar 31, 2014

南沢大滝

■ 行ってQのイモトの大滝

行ってQのイモトの登った、南沢大滝に行ってきました。 今回のヤマレコ

大滝・・・大滝と言うだけに、サイズに圧倒されました。 行ってビックリ、12月より巨大化していました・・・


私は正直、これは腕がパンプして登れないのではないかと・・・中津川滑沢の17mくらいの滝を登った時、けっこうパツパツでした。 スクリュー回収しながら、登ると腕が疲れる・・・。

今回は、色々勉強になるアイスクライミングでした。

■ 落氷 

今回は同行者が落氷をヘルメットに受け、ヘルメットが割れると言う事故が。 ブロックくらいの落氷があったのです。

私は肩に受けてあざを作りました。落氷が怖いので、とお~くに離れてビレイしてもOK、なのがアイスクライミング。

そして、落氷の通り道は、登りやすいライン・・・と言うことも分かりました。傾斜が緩いところとか、すぐ氷が飛んでくるところだったりして・・・(汗)

近くにいると危ない。

すべてのアイスがそういうわけではなく、リードしているクライマーが良く氷を落とすタイプの人だったので、だいぶ落氷がありました。

同行者のリードしているところはそれほど大きな落氷はありませんでした。

でも、落ちてくることは分かっていたら、そこにいると危ない。 ビレイヤーのアンカーも、落氷が多いエリアには作るべきでない。


南沢大滝 今シーズン最後?
 こんなに大きいのです・・・私はトイレ休憩を兼ねて、小滝に偵察に。 この間にメンバーのリードクライムのフォールと言う大事件があったとも知らずに平和なのは私だけでした・・・(^^;)
小滝はこんな快適なプライベート空間になっていて、羨ましかった☆ リードの練習中だそうです。

私はまだ小滝を10回くらい登るほうがいいような段階のクライマーだと思います・・・(^^;)

 こんな、面白い形の雪崩があった。

大滝の右のラインは氷が解けて、雨が降っているような様子でした。
隣のパーティには2人女性クライマーがいました。

東京杉並区の山岳会だそうです。

ちょうどピンクのウエアの女性が並んで、競演のようです。











■ 歩くの早~!標準コースタイムの半分!

今日は山梨アルパインの方たちと5人で出かけてきたのですが、歩くの早くてびっくり~。

7:40美濃戸口、8:30大滝・・・(汗) 帰りは大滝17:00 美濃戸口17:40. はや~!

通常、美濃戸口から美濃戸までで1時間、美濃戸から大滝まで40分の道です。100分を50分で歩いていますね~(^^;)

トレーニングを兼ねているのだそうです。 さっすがハセツネ系! 

私は頑張って・・・まぁ歩けますが・・・

今日は帰ったら、右足の親指の側面に豆が出来ていました・・・(^^;) 地獄谷で12時間歩いても、もう豆にならないのに(笑)

私は、冷たい飲み物を買うつもりで、買い損ね、今日は水分不足でした・・・。お湯500mlしか持って行っていなかったんですよね。冷たい飲み物は買えると思っていたら、美濃戸山荘、置いていなかった・・・(汗) おかげで行きは喉が渇きました・・・まぁゲレンデなので別に持ちますが。

■ まとめ

・落氷を避けるため、滝から離れよう!

・ヘルメット必携!

・水分補給は十分に。

・今日は最後に大滝完登できました!パチパチ!! 

・最初の頃は膝のたんこぶがすごかったが、最近はぜんぜんたんこぶを作らなくなった。

最後の最後で登れてよかった~ 3登して、2登は途中で腕がパンプして降りたのです・・・

大滝は長いからな~。 

≪参考≫
この日ではありませんが、南沢大滝で墜ちた人の話  http://kazooo.jugem.cc/?eid=252

Mar 15, 2014

三つ峠 金ヶ窪沢

今日は会の仲間と初めてのアイスクライミングに行ってきました☆

今シーズン3度目の金ヶ窪でアイスクライミ~ング!7回目。

とっても楽しかったです♪

■ VIP待遇

今日はなんだか、超がつく、お気楽呑気クライミングでした☆

せっかく山岳会に入会希望で来ていたのに、なかなか一緒にクライミングに行く機会を逃しており、実はこれが会の先輩と”お初アイスクライミング”でした。

もう一人の、新人Sクマさんは、すでにアイスに同行済みだったので、私はVIP待遇!

トップロープ、スクリューの回収もなし、登るのはセカンド、懸垂で降りるのもセカンド。マルチの練習は、セカンドの確保もなし、そして、トップロープ中のビレイヤーも3人の中では一番少ないという…(笑)

さらに懸垂下降では自分のロープを背負って降りるのを忘れた・・・。持って降りてもらいました(笑)。

結局、ちょこまか歩き回って写真を撮っていただけ、という、ゴマメ路線、徹頭徹尾!なんという高待遇でしょう(笑)!

一回目っていいですね♪ 普通はこれでメロメロ作戦(笑)?

■ 防御 vs 攻撃

今日はちょっと思ったのですが、私がクライミング抵抗を感じているのは、防御の技が身についていないのに、攻撃力を要求されているような気がするから、かもしれません。

ただクライミングの場合、攻撃力が最大の防御だったりもする・・・ので、その辺が難しい… 

でも・・・「確実に登れる技術があれば、確保は要らない…」なんて、メスナーみたいな路線は無理だあ・・・私は一般ピープルです!

今日はVIP待遇されて、一般ピープルを堪能しました(^^)。

そうか、私は一般ピープルでいいんだ、そうなんだ、そう思えた。

私は子供のころから大人みたいな子供だったので(10代で20代に見える老け顔でもありました)、期待を掛けられることが多かったんですが、期待も応えられるものと答えられないものがあるので、期待の内容が明確でない場合、プレッシャーなんですよね(笑)

私は 自分のクライミングの”確実”さに、納得をまだ持っていないんです… ”安定したクライミング”という言葉でもいいかもしれない。

安定した、っていうのは、これだ、このスタンスだ、っていう確信、自信みたいなものだと思うのですが、今はまだ、「このスタンスでいいのかなぁ?」な感じなので・・・

別の言葉で言えば、”自信”。自信がつくとそんなに怖くなくなるのですが、今日はVIP待遇のおかげか、なんかあんまり深く考えず、下手は下手なりに楽しめました☆

クライミングも登山も、自分なりの自信を積み上げていく活動。 登山で積み上げたように、クライミングにも自信を積み上げて行こう!と思えました。

■ 今日の写真

 K村さん、リード中! 安定したクライマーです!
 こんな感じ。ビレイヤーは体重がしっかりある、Sクマさん。

リードのビレイ中。
別のアングルから見ると・・・

新人二人は、まずはトップロープで。

1か月先輩のSクマさんがスクリュー回収。

彼は九州でクライミングを覚えたのだそうです。

ようこそ、クライマーズパラダイスの山梨へ、ですね!

山梨はホントに登るの好きな人には、恵まれたところです。

甲府幕岩、太刀岡山、兜山。

小川山、瑞牆山にも近いし・・・・

静岡方面の城ヶ崎や湯河原にも近いらしい。

神奈川の方がメジャーなので、富士吉田はそういう意味では両方に近く最高のロケーション。




 私はこの最初の出っ張りでスタンスが外れました。凹凸の
凸を登るほうが難しい・・・ 2度目はうまく行きました。

Sクマさんは、張り気味にビレイしてくれました。優し~。

右手にクオーク、左手に Xドライ!

Xドライは初おろしです!

新品だけによく刺さり、刺さりすぎて抜けないくらいです。

今年はアイス装備にだいぶかかりました。
 もっとスタンスを開いていいくらいかも・・・


 登ったら、みんながこんなにちっこく・・・









































ローワーダウン・・・


登る時もこれくらい開いていいかもですね。
 K村さんは、難しいラインをあえて行く人です。

突破力のあるクライマー。



 遠くに甲斐駒。

今日は快晴だなぁ!


 金ヶ窪沢、上部。

時々ズボッとハマる。

そして、そこは水流がある・・・(汗)

足を水で濡らしたら、最悪なので用心しながら行きます。

ちょっと先まで行って納得したので、帰りは懸垂して帰りました。
 林道は、除雪されていましたが、今年はホントに雪が多いなぁ!
大快晴の2014年3月15日の富士山



















































■ 今日の学び

・プリケツ。 プリケツというのはバレエの俗語で、お尻が出ていることです。逆に腰が入りすぎるのをタックインと言いますが、どちらも不良姿勢ですが、大抵の人はどちらかに偏っています。私はバレエではお尻が出やすい方でした。クライミングでもそうかも知れない。特に懐に空間を作っている時。背中を丸めてもいいのかもしれない。

・レストをする。レストをする習慣がまだないので、レストのことを忘れてしまいます…

・今日はスタンスはだいぶ良くなりました。 

・アックス刺さりすぎ。刺さりすぎて抜くのに苦労する。も後半ではだいぶ加減して使えるようになりました。

・凹ではなくて、凸を登っている時の方針がよく分かりませ~ん。寄せる?うーん?


今日はとても気楽にクライミングを愉しめた日でした☆


Mar 1, 2014

河原木場沢 醤油樽の滝


■ 河原木場沢 醤油樽の滝

今日は河原木場沢の醤油樽の滝に行っていました。 今回のヤマレコ。

ここは以前、夏沢峠から天狗岳まで歩いたとき、気が付き、行ってみたいな~と思っているところでした。地図を見ていて、滝があるのに気が付いたからです。夏の暑いとき、滝のそばはとても涼しくマイナスイオンいっぱいなんではないかと・・・。

今回は不思議なご縁で、アイスクラミングでのお誘いだったのですが、行きたいと思っていた場所だったので、二つ返事。一度は悪天候で流れましたが、今回は別の山の転進で、河原木場沢へ。

とても楽しい一日でした♪ ここは普通にハイキングで行くのもいいかもしれない。

■ すごい景観の醤油樽の滝

これが醤油樽の滝です。 登るには、適期がちょっと終わっていそうでしたが、すごい景観でした。

 すごいつらら。F2。 

トレースはF1(梯子がかかっている滝)までありましたが、その先はノートレースでした。

大雪から先、入ったのは私たちが最初。

雪はもうだいぶ嵩を減らし、締っていて、そんなに歩きづらいこともなかった。

もちろん、トレースをはずすと踏み抜くのですが。




実は今日は、ちょっと冴えない天気の日でしたので、最初は気分は「大丈夫かなぁ・・・」 予報は雪だったのに、夏沢鉱泉分岐からの林道では雨だし・・・ 雪ならいいけど、冬に雨はなぁ・・・。

でも、曇りの日の方が沢歩きには向いています。あまり晴れた日だと、稜線を歩いていないともったいない気分になるからです(笑)。

稜線がダメな日にアイスのルートやゲレンデなんかに行きたい(笑)。

結局、今日は、終日幻想的にぼんやりとした天気で、季節外れに温かく、アイスをするにはまったく寒くない日でした。

こんなに寒くないアイスも少ないよなぁ・・・  これはむしろラッセルの山でしたね。


 すごく鮮やかな苔。

ヒカリゴケではないと思いますが、蛍光グリーンがすごかった。
■ なんちゃってリード

一通り、滝を堪能した後は、なんちゃってアイスの時間でした。使ったのはこの滝です。

下部はだいぶ雪で覆われていましたが、上の方はなんとか登れました。といっても、氷の質が・・・微妙な感じではありましたが(笑)。

 隊長リード中。

トップロープと、リード練習。

隣の滝でもトップロープを少しして今日は終了。

あっという間でした。

私は、初リード・・・ いいのか?って感じ。

まぁトップロープを張れるくらいの力は欲しいものです。

何しろトップロープを張れないと、クライミングの練習もできないのだし。

ワタクシです。

アイスのリードは ”怖い怖い”という情報が先に入ってしまって、よく分からないけど、怖い(笑)

というか、岩でもリードしたことない。

というか、人工壁でもまだ5.8の壁しか、リードできない(汗)。
この上の枝にランニングを取りました。


滝の上部はこんな洞窟になっていて、すごい景観!

まるでいっぱいの観音様がいるみたいでした。 あるいは天上界と地下世界をつなぐ異次元チャネルのようでもありました。

ここが一番感動した!


滝から下を見下ろすとこんなです。


■ 良かったこと

・ラッセル仕様で、上下レインウェアで出かけた

・しかし、暑くて汗だく。 夏用のアンダー + R1フーディ + ゴアのレインウェア。これ以上薄着できないよなぁ・・・

・ゴム手。ラッセル用。でも意外にラッセルは深くなく、裏山より楽だった。手を使って搔くところはなかった。

■ 課題

・飲み物は沢だからと思ってサーモスだけにしたらコップを忘れて、水がすくえない!

・リード。 まぁ、ぼちぼちですね。 アイス初年度でリードまで行けたら十分かな。

・まぁクライミングは常に課題です。 なんちゃってアイスの割に、落ちまくる私たち。大丈夫?!


今日は特に何も考えないで行ったのですが、なんか師匠の頭には、リード練習があったらしく(もちろん弟子がリードする側で)、これ以上ないくらい敷居を下げてのリード練習・・・

とりあえず、1ではなく、0.5でもいいから前進しろ、とのメッセージと見ました☆

≪参考≫

トマの会の記録 http://www.tomanokaze.dojin.com/sokuhou/?p=2793

バリエーションしましょ http://kemotop.web.fc2.com/Report/2007/20070326/20070326.htm