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Mar 8, 2017

ウィル様本の目次

■ 先入観が購入を押しとどめていました

いつも本は目次から読む。I have read the book by Will Gadd.  The below is translation of the table of contents.

こちらはウィル様の本の目次の翻訳。

ドライを知ってアイスクライミングへの理解が深まった。

何事も一つ上からしか全体像は把握できないのかもしれない。ドライをするまで、この本を買わなかったことを後悔中。私の中では、ドライ=きわめて特殊なクライミング、という先入観、だった。食わず嫌いは良くないと改めて反省中。

Since I started to climb dry wall, my understanding of ice climbing has gotten better.

■ ウィル様本の目次
ーーーーーーーーーーー
■ギア
アイスツール

買い物
アイスアックスの研ぎ方

■ウエアと食事
ウエア
長いビレイ時間に対応する
寒冷環境での食事

■ベーシックアイステクニック
アイスのグレード
ビッグルート

■防御の技術
アンカー
ビレイ
リード
下降

■アドバンストアイステクニック
傾斜のきつい氷
薄い氷
シーズン始めの氷
ツララと氷柱

■リードとミックスルート
プロテクション
スリングの使い方
ロープマネジメント
ボルト

■ミックスクライミング
価値観
ミックステクニック
ドライツーリング
フットワーク
ムーブのトリック
氷柱に乗る
人気のあるミックスルートのテクニック

■アプローチ
冬山の環境

スノーシューとスキー

■危機管理
雪崩れ
ビバーク
アクシデントとレスキュー

■トレーニング
ピリオダイゼーション
適応
効果的なトレーイング
スケジュール
特定のエクササイズ
ーーーーーーーーーーーーーー

■ アドバンストアイス

この目次を見て、私はごく普通のしっかりした氷を登るアイスクライミングを1~3年目に済ませ、4年目の今年、アドバンストアイスに進んだのだと言うことが分かった。

I had spend 3 seasons for learn basic ice climbing technique and this year I have proceeded to advanced ice climbing.  I have been climbing from Dec to March, just ice.

新雪期から登っているからだ。ホント凍っていなくて、心が折れそうな氷を一杯触らせてもらった。青ちゃんに感謝。

I learned a lot about looking at quality of ice, if it can be climbed or not. Thin ice, pillars, and others.

そのプロセスで、

 アックスバチ効き 

が生まれたんだと思う。アイスクライミングは、

 氷の見極めが熟達度を分ける、

ということも理解するようになった。

■ WI3からWI4へ

WI3は、特にトレーニングがなくても、リードへ進むことが可能な領域だということも分かった。Ⅳ級は、ウィル様本のグレード表でみても登竜門であり、一か八かを避けるには、情熱以上の何かが必要そうだ。

何だろうか?

アイスクライミングは何が困難なのか?に対する理解

しっかりしたトレーニング (その中身はベテランが非言語で持っていると思われる)

かもしれない。

ステップアップに1シーズン捧げた。これは正しかったと思う。

たぶん、青ちゃんも同じ考えのようだ。

Mar 6, 2017

Will様の本とロクスノ074号

■ Will様の本

ドライが核心と分かり、アイスの神様?Will様の本をゲットした。

行きの飛行機の中で読破。夢中になって読んで、あっという間に読み終わってしまった。こういう時は、ホント、英語ができて良かったな~と思う。知りたいことがすぐ分かるって、快感だからだ。語学は自分の楽しみのために使うべし。(人のために使っても、何も楽しいことはないノダ。笑)

ドライについて知りたくて買ったけれど、アイスクライミングの基本的なことが書いてあった。なんだ、この本に書いてあったのかぁ…。しかし、この本も、2003年の本なので、すでに14年も前の本である(汗)。

これまで、アイスクライミングのガイド本は、ヒロケンさんの『チャレンジ!アイスクライミング』が、ガイド本定番で、今年、新しいガイドブックが出たところ。

私は、あとは、シュイナードの『アイスクライミング』を先輩が貸してくれて、読んだくらい。シュイナードの本は、現実離れを感じるくらい、内容が古かった。

Will様の本も内容的には古いのかもしれないが、本当に基礎的なことが網羅してあり、好感をもった。

■ドライの特集

…が、たまたま教えてもらったロクスノ074号に、最新のドライの事情が書いてあった(ホッ)。

ドライについては、全く色々知らないことだらけだ。コンペに出ようと思ったのは、まったくの偶然で、今年のアイス三昧の総括になるかなと思ったのだった。

アックスも違うし、靴も違うし、もうまったくアイスクライミングとは別分野な様相

アックスはアイス用よりもドライ用のほうが前傾壁に合せて、カーブがきつく、刃の厚みも厚い。アイス用は刺さりやすいように薄く研ぐということもあるが。

靴は靴で、ドライでは一体型みたいだ。

         アイス ドライ

アックス     薄い   厚い
アイゼン     冬靴に着ける 一体型

昔は、ドライのことを、Mテクと言ったのだそうだ。MテクのMは、ミックスのMだろう。

私は、ドライをして、アイスではクライミングでギリギリになって落ちると言うことはないのを理解した。氷そのものが崩壊するリスクがアイスの基本的なリスクで、ギリギリの登攀で落ちる、というリスクは、熟練したらあるはずがない。パンプしたらアックステンションがあるのだし。

■ グレード

Will Gaddの本では、グレードが紹介されている。グレードのつけ方を見ても、アイスでは氷の質の悪さが核心と分かる。初心者はWI3級をリード、Ⅳ級リードが中級者への登竜門となっているそうだ。Ⅳ級がリードできれば、行けるところの幅が大きく広がる。

WI 1: 硬く、厚い、角度の寝た氷。アックス1本、10本爪アイゼンで登れるレベル

WI 2: 一番事故が多いグレード。初心者にはロープ必須。傾斜は寝ているが長い。

IW 3 : テクニカルアイスの1歩目。ロープが必要。短いバーチカル、もしくは長い60度程度の傾斜。

WI 4: 短いバーチカル、または長い75~80度の氷。ほとんどの初心者はトップロープで問題なく登れるが、リードは容易ではない。

WI 5: 長いが固く氷質の良いバーチカルか、短くても氷質の悪いバーチカル。敗退は可能だが、良いスクリューを打つのは難しく、ビレイも難しい。

WI 6: オーバーハングしたクラゲをプアなギアで登ったり、薄いバーチカルアイスなど、リードクライマーを恐怖に陥れる要素がある氷。経験を積んで、肉体的に最高の状態にあるクライマーのみがリード可能。クライマーによっては敗退を選ぶ。おおよそ、5.9から、5.10Aくらいの岩をプアなギアで登ることに匹敵する。

WI 7:半分伝説のようなグレード。WI6の再登であることが多い。

WI 8 : 数回、報告があるのみ。誰も登っていない氷で、WI7の上である氷。非常に悪い氷。プロテクションの良いM8と同等。

ミックスのグレード
M5: WI5と同じ。
M6: WI6と同等。プロテクションが良く楽しいもの。
M7: 5.9-5.10
M8: 難しい5.10か、易しい5.11
M9: 難しい5.11か、易しい5.12
M10: 5.12代の中ごろ
M11: 難しい5.12
M12: 5.13 ギアや条件による

…と、なる。

え?というのは、M7で、5.9ってところ。とすると、M5は、5.7で、M6は、5.8.

5.7だとすると、岩では初心者のスタートレベルだ。 つまり、WI5でやっと5.7ということは、WI4だと5.6とか、そう言うレベルだ。全然、対角線バランス、2点支持など、クライミングスキルは要らない。

もちろん、アイスではアックスで登るので、どうしても傾斜が大きく感じられがちだが。

基本的にアイスの難易度は、氷の質=プロテクションの悪さ、で決まっているらしいのが、なんともなぁ。プアプロテクションというのは、命がけ率が高まるという意味なので。

色々、勉強になる本です。

Feb 17, 2017

レスト日

今日はレスト日で、久しぶりにピラニアへ♪

5~6手のショートの壁、20本程度。

新しくなったリード壁7本。

腕を適度に張らせて帰ってきました。

アイスクライミングは引きつけを多用するから、前腕の力が要ります。

先輩は、もう前腕は筋肉痛にならず、二の腕の辺りがなるそうですが、私はまだ前腕が張ります。

あんまりジムで張ると、明日が本番なので、明日に響くと思って軽くしておきました。

明日は南沢小滝でリード練習の予定。小滝、裏から歩いてトップロープが張れるのですが、ガイドさんと行くとどういう風になっているのか教えてくれない…ので、支点を作りに行くのが大変。

明日は、今日気温が上がったから、ちょっと氷は悪いかもしれないな~と思う。

が、温かければ易しくなり、トップロープ限定にしてもいいのだし…とりあえず、楽しみにしている。

Feb 8, 2017

レスト日

■ 風がない

今日はレスト日。

洗濯もの&裏山トレ。裏山にキツツキが忙しそうにしていた。今日は風がなく、昨日より山はよさそう。今日アイス行けばよかった。

■ 罪悪感?

やらなければならないことをやっていないと罪悪感が出るが、思い悩む時間で、やること、やってしまえば、スッキリ!

スッキリ感が素晴らしい。

■ベテラン

昨日は、単独登攀の人がいて、到着するなり、「上手ですね~」と声を掛けてくれた♪

私じゃない? かもしれないが…とりあえず、嬉しい♪ それで、褒めてくれたお礼に、ビレイしてあげた♪だって一人だと、アップも大変。

■ 3本連続…パンプを求めて

湯川は短いので、登るのあっという間で、一本だと満足できないので、最近は最低でも2本、3本、連続。

何本連続したら、パンプするのか実験中。Ⅳ級は55mでもパンプしないことが分かったが、難しい6級は、3mでもパンプするんだなー、これが。

■ ラインによる難易度

湯川は、ラインにより、難易度が違う。同じエリアに初心者も上級者も同居する。

パートナーは登攀が上手すぎて、どこのラインも満足できない。湯川でもリードできない課題がない。

…ので、私のトレーナーっぽくなってきてしまった…もう俺はいいよ~ 登りなー って感じである(汗) いや、かたじけない…。

ただ、初心者がリードするには、湯川は、課題が短すぎ、ビレイエリアが一ピン目までが遠いので、初めてのリードには向かない。真ん中まで登ってもグランドするし、上がドライで、アルパインクライミング、なので、上まで登ってマントリングで落ちても、グランドすることがあるだろう…支点も悪い。

パートナーは落ちないので、落氷の危険を避ける方を優先させる方が良いため、私は下がってビレイしているが、そんな10mも、さがったビレイでは、私はリードできない!と主張したら、「たしかにそうだねぇ」との答え。

ミクロトワンソンは4級で易しく、私は楽勝で登るが、これもビレイエリアに川が流れている…ので、初心者のリードには不向き。

私はトップロープでは、めったに落ちないので、それを見慣れているパートナーは、どうせ落ちないんでしょ~じゃあ、いいじゃん~となってきているが、それとこれとは話が別である。

やるならビレイが確実だと分かるところでないと、ヤダ。

湯川はどれも、歩いてトップロープが張れる。無理しないでも良いノダ。

■ 腕力不安 = アックステンションで解消

私の主たる不安の要因は、腕力切れであるが、これは、アックステンションの技を覚えることで解消できる。

落ちる前にアックステンションする。が、ここ1年していないので、アックステンションのギアもイマイチ、長さ調整が…

前は、アックス側に紐をつけていた。アックスの側のひもで、アックステンションの距離を調整していた。

が、紐がブラブラして、気持ちが悪い。

アックスを落とすことがあるだろうか?と考えると、普通はアックスバチ効き以外しないので、落とすことは、考えにくい。

落とすとしたら、いい加減なアックス刺しで登るトップロープ登りの時くらいだ。

リードで落とすことはないので、リーシュレスで登ることに自信がついた。

ので、脱落防止コードはつけていない。ということで、アックステンションのセットが変わり、胸にぶら下げている紐側で、距離を調整することにしている。

■リーシュレス

昔の人はリーシュをつけていたそうで、それはストレートシャフトのアックスは、振るのが大変だからのようだ。

アックスと言うより、バイル。ドライに使うのだろうか?冬の岩壁登攀には、まだ知見がなく分からないが、岩に打ち込むなら、あんまり刺さりが良くなく、フッキングなのだろうか?

とりあえず、今分かっている範囲では、アイスではリーシュレスで全く問題ない。アックスが刺さっていない状態で、氷の表面に置きっぱなしっていうことは考えにくい。

■ ピンクポイント

次なる課題は、メンタル。

いや~怖い。何が怖いって、リードはロープが下になるのが、怖い。

が、WI3級では、ランナウト平気である、というかフリーソロしてしまう…ので、何が怖いのだろう?登攀力がないのが怖い。

がパートナーが言うには、もう登攀的には何も問題がないそうで。たしかに易しいなとおもってしまったしな。

でもやっぱりメンタルであろう。先週の相沢大滝では、ベテランに連れられた新人さんというセットが、私以外にもいて、彼はリードしていたが、落ちそうになっていた(汗)

男子だって怖がっている。私も怖い。が、怖さは移るので、怖くない人と要るべきだ。前にカサブランカのリードを怖がっているパ―ティを見て、全然登れなくなったことがある。

怖いと言うのは、ロープをヘビだと見間違うようなもので、実は登攀力がしっかりしていれば、ぜんぜん怖くないものである。

こういう人にはピンクポイントは役立つだろう。

■ 落ちた人はみなグランドしていた

実際、三級怖くないのだし。ジョウゴ沢大滝フリーソロしてしまって、何が問題だったのかしら?ということだったし。フリーソロと比べれば、リードはどれだけ安全なことか。

まぁ、その安全を確信するような、落ちた経験がないから、不安が解消されないとも言えるが…

私が見たことがある、アイスのリードで落ちた人はみな、グランドしていたしなぁ(笑)

ビレイ意味なし。

■ 確保上手

確保上手ですよ、とパートナーが連絡してきた。そう、私はビレイは上手なのである。前から知っている。なのは、実は先輩がビレイは上手だと教えてくれたからである。

なぜ上手なのか?それは落ちるのが怖いから、である(笑)。落ちるのが怖くないクライマーより、怖いけど登っているクライマーのビレイの方が好き。怖いの、分かってくれるから。

かっちゃんに、前回三ルンゼでは、ゆるゆるでいいよ~なんて、声を掛けた。かっちゃんは、クライマーだから、気持ちが分かるのである。こわいところではタイト気味。正しい。

これが、”持っているだけでいい”と最初に教わってしまうと、本当にもっているだけである。まったく保険にもならない…と、もう私は登れない。

ので、お互いに頼りっこなのだ。ビレイヤーとクライマーは。

■ 単独登攀と比較

だから、単独登攀で来るなんて、おじさんすごいなーと思っちゃった。支点に固定して、確保はグリグリだが、落ちるとびよーんと距離が出るので、正直、落ちないところしか登れないが、アイスはどっちにしろ、落ちないところしか登らないんだし、持っているだけのビレイヤーより、支点でしっかり固定している、単独登攀のほうがリスクが分かっているだけ、なんぼかいいかもしれない・・・ などと考えた。

おじさん、来週も来ないかなぁ。




Feb 6, 2017

リードに必要なスキルの考察

■ 2月はアイス三昧の予定

今日も甲府は晴れ。だが南ア方面は雪雲が山に襲い掛かっていた。悪そう。

2月はゲレンデアイスの本格シーズンイン。寒さが本格的になり、標高の高くない近郊のゲレンデでも、快適に登れる。そのメリットを生かす予定だ。

何をするか?が決まると、プライオリティーが決まる。時間管理に具体性が出てきて、ヤル気が出てくる。楽しい気分が盛り上がってきた♪

私の性格は、未来志向。未来の予定が決まると、ワクワクする、という実態から、言えることなのだろう。

■ ワンシーズン分、1か月で成長?!

師匠の青ちゃんが言うには、私は1月にだいぶ成長したそうだ。ワンシーズン分、1か月で成長したそうだ。

ーーーーーーーーーーー
この1カ月で中級アイスクライマーになりましたね。ど偉い成長ぶりに驚きです。
それは努力の下積みである量的エネルギーを蓄積して、質的に変化・開花したと云えます。無茶頑張って1シーズンを1ヶ月でね。目的意識としてのモチベーションの高さ、アイス必携体力、高い技術の継承がスムーズなどあったからだと思います。
ーーーーーーーーーー
どエライ褒められよう…ホントかなぁ?

■ 飽き=リードへ進む時期

正直、自分の成長は自分ではよく分からないものだ。

先日、久しぶりに岩根でアイスして、3年前は、岩根のアイスでさえも、難しく感じたものだよなぁ~などと、思わず、遠い目をしてしまいそうになった…というのを自覚して、もしかして成長したかも?と思った。去年も、3回目の岩根は飽きていたし…。

湯川も、少し飽きが出てきたかもしれない。

飽き=もうリードに進まないといけない、のサインと言えるかも?

■ リードに必要なスキル

というわけで、リードに進むタイミングであること、もしかしたら遅すぎたくらいであることは、言えることだ。

青ちゃんはベテランなので、リードがまだ早かったら早いと言うだろう。たぶん。

自分を実験台として、リードに必要なスキルを考えてみると…

1)ムーブの安定 (凸角、凹角の登り分けなど)
2)ルートグレードの理解と力量に見合ったルート選定
3)氷の見極め (氷コンディションとリスクマネジメントの関係性とプロテクション)
4)氷を落とさない登り
5)安定したアックス(効いていて、効きすぎていない)
6)リード用の登攀ラインの読み
7)スクリューも打ち、レスト体制
8)アックステンション
9)6級が登れること
10)パワー (前腕の引きつけ力、体力のこと)
11)ビレイへの信頼
12)高さへの慣れ
13)ヤル気

他にもあるだろうか?

先日、他のクライマーと登った。その人は、よく氷を落とす。ムーブ的に決まっている、いいところに打つのに、氷が割れてしまう。ので、別のところに打たないといけなくなり、腕力が浪費して、パンプしていた。

女性=非力な私が、パンプ無しで登れるところだから、男性のパンプは、単なる腕力浪費だ。

氷をよく落とすということは、アックスを一撃で決めよう、としているということで、それでは、氷を叩き壊すだけになってしまう…ホジホジしてアックスを差す、ホジホジ登りが、まだなんだなぁと分かった。

しかし・・・なんでそんなこと、私、分かるんだろう??? とふと思った。

つまり、自分では、まだまだ分かっていないつもりでも、だいぶ分かってきたのかな?

■ 氷を読む

全然登ってパンプしなくなったのは、氷が読めるようになったからではないか?と思う。

氷を見て、アックスを入れる、大体凹んだところを狙う。氷は岩よりもホールドの自由度が広くて、登ったら、大体いいところに窪みがあるものだ。

足も氷をよく見て、足を置く。大体、ホールドの真下に足を置く。正対なら右足、右手。側体なら反対。どっちにしても重力のラインだ。

どっちの場合も、アックスはいったん体重を掛けて、効いているか確認してから足をあげる。なので、足を踏み外しても、アックスで止まる。

Ⅳ級なら、そう読みが難しいことがない。

Ⅳ級での要注意ケースは、氷が固い場合。腕力の消耗が早い。でも、これはアックステンションを覚えれば、解消するハズだ。

寒くても難しくなる。凍傷になるほどに寒いと、正直、登って楽しい場合じゃないかもしれない。

■2手先を読む

湯川のような難しいラインだと、一手をアックス刺しても、次の一手が見つからないときがある…ドライになっていたりして。そういうこともあるので、リードでは、2手先くらいまでを読めていないといけないかもしれない。

それは湯川をリードモードで登ろうとしていて気が付いた。

湯川は短くて難しいので、リードには向かない。失敗した場合、グランドしやすい。

■ パンプが登攀マスターの目安に

ムーブがないと腕力を浪費する。
氷を見る目がなくても、腕力を浪費する。
氷が固いと腕力を浪費する。

・・・大体、腕力とのトレードオフになっている。

パンプするような氷は、難しい氷と言える。南沢大滝はシビアだったなぁ…

だから、パンプがないことは、ひとつの上達の目安となるかもしれない…。

上手なクライマーはパンプしない。青ちゃんがパンプしたところは見たことがない。

ある意味、トップロープで登っている強みを生かせていない…パンプするくらいまで登らないとなー。

Feb 5, 2017

八ヶ岳の雪崩ポイントとラッセル技術

■ レスト日

今日は完全レスト日です♪

朝からトレーニングで裏山へ行き、洗濯物を干し、買い物に出かけて、アップルパイを焼き、自宅で味噌ラーメンのランチ。家の片づけ物をしながら、のんびり過ごしています。

BGMは、コロラドバプリックラジオ。ネットで海外のラジオが気軽に聞けるようになり、重宝している。いつかコロラドに住みたいな~。

■ ラッセルのこと

山から下りると、あれやこれやと山行を振り返る・・・

三ルンゼは、ラッセルが予想以上だった…で、大滝までたどり着けず(汗)

≪青ちゃんが教えてくれたラッセル技術≫
・ラッセル技術が必要な山=雪崩知識が必要な山 セットで考える
・雪崩と省エネのルートファインディング
・100mの雪壁でも、上下のダブルのトレースで切ってしまえば落ちる
・雪崩の原因は、登山者が作った。
・トラバースは危険
・アックス2本重ねよりストック2本重ねが浮力あり
・雪に乗るには?ラッセルは乗る事に尽きる。
・圧力をかけると凝結作用が働き、一瞬融解し固まるので身の回りの雪を集め固める。
・雪質にもよるが通常踏み踏み3回で乗れる。
・腰までのラッセルの場合は膝固め、その10㎝上にシューズを重力方向に欠けるように!
・下降時、急斜面、軟雪歩行術、後ろ足を曲げる

■ 降雪量のこと

考えてみると、1月はまとまった降雪があった時期があった。猪熊さんが教えてくれていたのに…

――――――猪熊予報士による一月の天候推移のコメントーーーーーーーー
完全な紅ヤツ(2月2日) 
この3日間、春の陽気.1月8日以来22日ぶりに積雪ゼロ(1月30日) 
今季最低の冷え込み。-14℃。蓼科ブルーの青空と紅ヤツ(1月25日) 
4日ぶりに真冬日から解放されました。(1月17日) 
晴れたり雪が降ったりと、目まぐるしく天気が変わりました。(1月16日) 
夕方にはマイナス10℃を下回る寒さ.満天の星空(1月15日) 
雨ばかりでしたが、ようやく雪(1月8日) 
満天の星空(12月30日) 
11月24日以来、1カ月ぶりの真冬日。うっすら雪化粧(12月28日)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ネットに上がっていた最後の記録は、1月7日のものだったので、8日に降雪があって以後、誰も歩いていなかったのかもしれない。三ルンゼ最後はトレースがなかった。

三ルンゼの雪は、ふかふか&サラサラで新雪みたいでした…前日、気温が上がって、標高2000mまでは雨って言っていたけど、もなか雪になっていたのは、途中まで、でした。

たしかに下の方は、八ヶ岳の雪なのに、雪団子がくっついて、湿雪となっており、珍しい~という感じ。

八ヶ岳では、40cmの降雪は雪崩れの危険あり、です。去年阿弥陀南稜で雪崩事故で人が亡くなっています。

■ 雪崩の復習も必要そう…

一般に冬道は尾根なので、尾根を歩いている限り、雪崩学は要らないかもしれないナーと思ったりした雪崩講習会の受講経験…いわゆるバックカントリースキーヤーにとっては、シビアだけどなーという感想でした。

ところが、「山ヤが歩くのは尾根なんだよなー」とは言えないのが、アイスクライミング。

アイスのルートって基本沢筋で、冬の沢登り=雪崩の通り道…

実際、三ルンゼでも、疎林になっており、雪崩の跡である、なぎ倒され、斜めに生えることになってしまった木が生えている場所がありました。傾斜35度です(^^;)

・・・ということで、やっぱり雪崩学も必要そうだと言うことで、本を借りています。

■ 代表的な雪崩遭難

2000年の大日岳の雪崩遭難の話は大変有名ですが…

八ヶ岳でも、日の岳ルンゼの雪崩遭難事例が載っていました。

八ヶ岳では、〇〇ルンゼ、では雪崩に警戒が必要そうです。

入山直前に大雪
・雪が多くて雪崩の危険が高いから気を付けるように、と言われたが気に留めなかった
・八ヶ岳のルンゼ登攀地形による雪崩の危険度の違いを、雪の藪尾根歩きからは想像ができなかった
・わかんを持って行けば何とかなる、という軽い気持ち
・南岸低気圧に無頓着
膝から腰くらいのラッセル
・途中ドーンという雪崩音を聞いた
・日ノ岳稜末端は岩が露出していた
・地形が見えないため警戒心を抱かなかった
・Aは腰まで埋まるラッセル
・B、Cはうっすらと雪がついているだけの岩場登り
・突然の表層雪崩
・それに続く怒涛のような雪崩
・深さ1mデブリに頭を下にして埋まる
・100m流されて埋没 ビーコンで救出


■ 考察

実際、私たちが三ルンゼにいたとき、膝から、深いところで腰くらいのラッセルでした。

しかも、ちゃんと?雪崩れ地形もあったので、雪崩の危険と無関係と言う訳ではない。

大体、稜線で岩が露出しているようなときに、雪崩の危険を感じるのは、なかなか難しいです…。だって上をみたら、雪少な~って感じに見えるので。

この本に載っている雪崩遭難と私たちの三ルンゼの差といえば、直前に大雪が降ったのではない、ってくらいです。

この人たちは、地物が出ている藪尾根での雪上歩行の経験はあったようですが、それでは地物がない、つまり雪を支えるものがない岩稜の上に載っているだけの雪の崩れやすさは分からないかもしれません。樹林帯の中では木が支えになってくれるので。

■ 南岸低気圧

一般登山でも、八ヶ岳に登る場合、気を付けるべきなのは、南岸低気圧、です。八ヶ岳ではなくても、太平洋側の山ならどこでも、南岸低気圧が冬山登山の一番の天候の目玉です。

私も冬山は、太平洋気候の場所しか自信がありません。

谷川や北ア北部は…一度荒れると1週間の好天周期なので、次の高気圧まで1週間缶詰で、そんなビバークには耐えれそうにありません。ので、北アなどの山は私には無理だなぁと思います。

ステップアップするなら、北アや谷川は、後回しで南アか中アですね。

■ 八ヶ岳の雪崩ポイント 

雪崩が過去に発生したポイントが一覧に出ていました。北から…

霧ヶ峰 鷲ヶ峰
    車山 男女岩上方

双子山 大河原峠付近

東天狗頂上直下みどり池側
     東壁頂上直下

横岳大同心ルンゼ
横岳日ノ岳ルンゼ
横岳石尊稜取付

赤岳 中山乗越
   地蔵尾根 
   石室付近佐久側
   文三郎尾根上部
   南沢大滝
   
阿弥陀 正面ルンゼ
    中岳沢
    中岳のコル
    中岳と阿弥陀岳の中間稜線
    南稜

赤岳 県界尾根
   赤岳沢
   
権現 地獄谷大滝
   地獄谷権現沢
   ギボシ直下
   
赤字はすでに行ったことのある場所。まぁ、他人事ではないってことですね。

地獄谷は、赤岳沢しか上がっていませんが、もっとありそうなのに不思議です。横岳西面が多いのはそれだけ入山者が多いから、という理由のような気がします。
    





Feb 4, 2017

ベテランの経験値の共有資源化

■ ベテランからの助っ人コメント

午前中は仕事モードで、相沢で学んだことを記事にした。

今からアイスクライミングを始める人に、少しでも役立つように、と考えてのことだ。

 ・トップロープの張り方の注意点
 ・2本のロープで登るか、1本のロープで登るか?

この記事を書いた後、あるベテランのクライマーから、「間違っているよ~」との指摘を受けた。とてもうれしかった。

・・・というのは、私は大変難しいチャレンジをしているからだ。

■ 経験を原則化する難しさ

ベテランと言うのは、経験値が高い人たちのことだ。経験から学んだ人たちと言える。それは、帰納法での学びだ。長い時間がかかる。

一方、新人がワカラナイのは、原則。支点を作るにも、原則で教えて欲しい、と思っているのは、ある特定の現場の状況に即したこと、を教わっても、別の現場に行ったら、それは使えないからだ。原則を教わりたい。要するにどういうこと?それは素直な思いだ。

しかし、これは演繹法だ。原則を学んで、それを現場に応用する。

しかし、ベテランは原則は教えられない…。ベテランの頭の中は、Aという状況の時はこうだし、Bという状況の時はああだし…一概に言えないな~、となっているのである。多分。

状況の分類は、されていない。ので、一概に言えないとは言いつつ、では、色々ある状況の中身は言えない。色々ありすぎて、どれから言っていいのか…となってしまう。

こういう事情でベテランとの対話は終わりになることが多い。

ベテランの側も、勝手に学んでもらおう、盗んでもらうしかないな、と思ってしまうし、新人の側は、自分が何が分かっていないのか、分からないので、質問しようにも質問できない。そういう状況にある。

そして、私が挑んでいるチャレンジとは、

 ベテランの経験値を原則に落として、記述する、共有資源化する

という事である。

だから、ただトップロープで遊ぶだけのことでも、ベテランと行くと色々と勉強になる。

本当に文字通り、1から10を学び中だ。ちょっとした違和感や気づきから、学ぼうとするのだ。それは、まぁ、いいや~と見過ごさない、ということだ。

■ 今回の学び

今回は、長いロープを1本で使う方が2本持ち寄るより楽だ、と言うことが分かった。

これは、隣のパーティがいなかったら分からなかったことかもしれない。

ただ…実は…、ちょっとしたヒントや気づきから、原則に落とし、フレームワークに切り替えるのは、とても大変だ。原則を抽出している間に、見落としが発生するのである。

現場ではそう行動していなくても、抽象化し、フレームワークに落とし込むと、抽象化のプロセスで、切り落とされる細部があるからだ。

なので、そのウッカリを拾ってもらえると、とてもうれしいのである。

私自身、経験もスキルも、登攀力もないのに、情熱だけで、苦労して、原則をまとめており、自分が力量不足なのを知っているのであるから。

例えば、今日拾ってもらったミスは、残置があっても、普通は残置でトップロープはしない、ということだ。普段、私もしない。が、支点のケースを考えている間に、抜け落ちてしまった。

余談だが、私が情熱をもってクライミングに取り組んでいることが、青ちゃん他、前の師匠を含め、山の先輩たちが、私に知識を教えたい、と思ってくれる唯一の理由である。

私がすごいクライマーになる、ということは考えられないのであるから…。

悲しいことに、実は、喧嘩する理由も同じで、期待のほうが大きすぎ、私の理解がベテランの期待を下回る場合も多い。

登山体系も読み、技術書も英語の原書で読み、山の本の読書を人一倍していても、ロープワークをコソ錬していても、ネットで技術情報を集めていても、やっぱり分からないことはいっぱいあるのだ。なので、私ほど熱心でない人やまだ初めて間もない人なら、なおさら分からないだろう…と思う。

ちなみに、私は英語が一般的にはペラペラと言われるレベルで、情報収集力は、市場調査会社の調査担当くらいのスキルなのに…である。しかも、登山は年間128日も行っている。もう7年だ。それでそうなのだから、週1回しか山に行かないとか、本を読む時間がない人は、知識が追い付かないかもしれない。

クライミングも同じで、ぶら下がったり、ビール瓶を振ったり、努力はしているが、期待には、応えられないでいる。そんなに急に強いクライマーには、なれなくてすみません。

■ 気づき

今回、青ちゃんは、残置ビナにロープを掛けて降りてきた。通常トップロープで遊ぶときは残置は使わない。

…なので、残置を使ったと言うことは、ロープを引きぬいて、私にリードさせようとしていたのだろう…ということに、今日、気が付いた。

だが、登り始めは、”リードしない”で合意していた。なにしろ、いきなり50mってないよね、と思った(^^;)。

彼の心が変わったのは、リードで取り付いてみたら、意外に簡単だったから、なのだろう。これは私でもリードできるな~と登って確認して思ったのではないだろうか。

実は前の日に、”55mⅣ級をリードしてください”とメールが来ていたが、朝に ”そんな素っ頓狂な話ダメですよ”、と青ちゃんには話していた。まだ20mでアップアップで、35mの大滝は恐怖の対象。

主体性、という問題がある。成長する人は、主体的に努力するものだ。流行りの言葉ではアクティブラーナーとも言う。アクティブに学ぶ人、という意味。

私はこれまでも独学が主体で、英語も、プログラミング言語も、登山も、ヨガも、マスターしてきた。主体的に学ぶタイプだ。塾も予備校も行ったことがない。

自分では、次は10mの滝をマスタースタイルで登り、その次は20mを、その次は30mを…と考えていた。順繰りに大きくする作戦だ。そして、少しずつ傾斜をあげて行く。まずは、4級の10m、4級の20m、順々に大きくして行って、五級へ進もう。そんな感じだ。

一方、青ちゃんの頭の中にあるのは、そうした徐々に大きくする作戦なんかではないのではないだろうか?

彼女の弱点は何だろうか?

ムーブはもう安定している。アックステンションも知っている。スクリューも打てる。安定した体制も作っている。ラインも読んで登っているようだ。アックスバチ効き以外、最近は見ていない。氷柱もムーブで登れる。短いが6級まで登っているから、ちょっとした核心なら越えられるだろう。セカンドなら35mも、もうノーテンだ。落ちない上、確実で早い。以前はビレイヤーを選り好みしていたが、最近はそうではない。・・・では、何が核心だろう?高さを怖がっている。メンタルだ。

メンタルの弱さを克服させるには?…易しくて長い課題をリードさせ、自信をつけさせよう。

・・・とまぁ、おそらく、こんな具合に思考が働いたのではないだろうか?

だから、ベテランに、

一般的にアイスクライミングの初心者には、どこがリードに適しているんですか?

などと、質問しても返事は返ってこない…(汗)。一般論など聞いても ”?” となってしまうらしいのだ。「返事のしようがない」と言われることが多い。

その心は?というと、氷瀑は、ある時は4級でも、冷えれば急に4級プラスになってしまうし、プロテクションが悪ければ、4級でも、リード初心者には、全く向かない。

さらに言えば、世の中には、4級はこわごわ登っているのに、六級では輝いている人もいるので、そう言う人は、また別のリードへ進むノウハウが必要になるかもしれない。

・・・とまぁ、二人の師匠を得、観察した結果、ベテランと新人が意思疎通でミスコミュニケーションが起こるのは、このような事情のようだ、と思う。

教えたいし、学びたいと思っていても、片方は帰納法で教えたい、片方は演繹法で教わりたい、と思っていることが、コミュニケーションのギャップとなる。思いが通じ合えないということが起こるのだ。互いに相手をいたわりの心で思っているにも関わらず。

■ 惜しかったなぁ

…というわけで、ベテランのほうから見ると、何でもハイハイと聞いてくれる人が良き後輩。実際、先輩は常に、後輩の良きに計らっているわけだからだ。私が先輩の時だってそうしており、後輩に全面的に合わせている。しかし、ハイハイと聞く後輩は、主体的とは言えない。受動的だ。

ケツを歩いてくれる先輩がいい先輩だ、というのは、クライミングでも言えることだ。後輩がチャレンジしたい!というときに、任せろ、とビレイしてくれる先輩が良い先輩だ。

…とはいえ、人の子だから、誰にとっても背中を押されないと乗り越えられないこともあるだろう。

今回の相沢の大氷柱は、2本登ってもパンプしなかったので、「青ちゃんが、私のスキルでも、もう登れると言ったのは、本当だったのかもしれないな~」と感じた。

だとすると、惜しかったなぁ…少し色気を出しておけば良かったのかも?

でも、目視した時点では、リードではとても取り付くのは無理だと思えた。大きすぎる。

善五郎の滝のⅣ級ラインは、易しいことが私自身、見て取れた。ので、ピンクだが、リードするのは、自分で自分に課した課題だった。高さの克服。

ピンクにしたのは、念のための保険だ。まだスクリューを打つ場所に対しては信頼度が高いわけではないからだ。

三ルンゼでリード練習した時は、全くスクリュー打つ場所には問題がなかったので、マスタースタイルでリードした。氷の質として、滑滝だと、まっすぐなラインに打てるからだ。段々がある場合は、登攀は容易でも、スクリューを打つ場所の見極めは難しくなる。

私としては、課題はマスタースタイルで距離を徐々に長くしていくことだと思っていたが、ベテランにはベテランの思考と言うものがあり、おそらく、それは経験上、培ったもので正しいのだろう…。

■怖さ

しかし、相沢は高かったなぁ。高度感と言うのは慣れの問題であり、私は高度に弱いほうではないが、落ちるのは非常に怖い。フリークライマーのように落ち慣れてはいない。

何しろ、私がリードできる箇所は被っていないところだから、落ちれば、どこかにぶつかること必至だからだ。

ラオスでは落ちながら登れたが、それは被っていて、落ちてもなんともない、ということを実感したにすぎない。壁が寝ていれば落ちればぶつかる。

易しくても落ちれない課題は、落ちないようになってからしか登れないってことだ。難しくても落ちれる課題は、落ちるまで登っても問題がない。

それにしても、私は本当に恵まれた境遇にいると思う。多くの人がベテランから直々に指導してもらえるわけではない。

別に懇切丁寧に指導しているということはないが、聞いたらなんでも教えてくれる。レスキューの基礎も教えてもらった。稀なケースと思う。

非常に感謝しているから、それを世の中に少しでも還元できたらいいな、と思っている。

そのためのブログ、ということになっている。