Mar 12, 2015

金峰渓谷 唐沢の滝

■ なんだか癖になりそうな面白さ

今日は、なんだか知らないけど、すっごく面白いアイスだった・・・

一体、この小川山のアイスクライミングを何がそんなに面白くしたのだろう???

未知?雪? なんだかアイスクライミングというより、アルパインな感じだった・・・。

「アルパインっぽい」 師匠がしきりに言っていたが、それは、言われる前から感じていた・・・何かが、すごくアルパインぽかった。

なんだろう??? アタフタ感?スレスレ感?臨機応変が必要になるところ? なんだか苦労してピンチ?苦難?を無事乗り切った、というような充実感があった・・・

そもそも、頼んでいないのに登りに行っているので、ピンチを脱した、も何もない・・・が

協力してピンチを脱した感があった(笑)

 今日はお天気が問題だった。デッカイ低気圧がいて、高気圧はほとんど停滞。

高い山はどこもダメ。

しかし、3月も中旬に入りつつあり、標高の低い場所のアイスはダメ。

ということで、去年、無雪期に偵察に行ったことがあるカモシカ登山道の唐沢の滝へ・・・

ここは岩根アイスの傍なので、氷結具合が連想できる。岩根はライブカメラがあるので、岩根で凍っているなら滝もOKだろうと・・・
 着いたら、晴れてきた。

日差しが心地よい。が、雲はちぎれて、動くのがとても速い。

白樺の木立がきれいで、来てよかったな~と思う。

朝、運転しながら眺める山々は、
 南ア方面は完全に雪雲に隠れてダメ、
 八ヶ岳方面もダメ、
 富士山方面は快晴であるも風が強そう、
 甲武信方面は晴れ、

だった。
 ちぎれた雲がどんどん通り過ぎる。

こういう日は稜線ではなく、アイスだな~といつも思う。

条件に合わせて、自然遊びができる、ということは、やっぱり一つのスキルではないだろうか?

こういう日は何をすればいいか?は経験が教える。

やっぱり曇りの日は出かけないのではなく、山麓まででいいから行って見るべきだ。

今まで勉強になった山は、快晴の山ではなく、ちょっと条件が悪かった山が多い・・・

 カモシカ登山道には新しい雪が積もっていて、登山道は踏まれた後はあるけれど、トレースはなかった。

結構、凍結して、トラバースが多い道で、ひやりとした箇所があるので、早めにアイゼンを付けた。

アイゼンは早めにつける人と、
ギリギリまで頑張る人と

いるそうだ。

1時間15分ほど歩いて、唐沢の滝、到着。

もっとかかるかもしれないと思い、ワカンを用意したくらいだったが、ちゃんと踏まれていて歩きやすくなっていたので要らなかった。

着くと、とっても明るい滝だった。南面の滝なので、もうダメかも・・・
と思っていたが、正確には東面の滝のようだ。

どこをリードするか・・・

氷がつながっているのは真ん中だけど、支点がない・・・左の灌木に行くか・・・ カンテはつながっているが露出している。露出間の無い凹角は、階段になっているみたいに思えるが、どちらも上に支点が取れるのかどうか・・・うーん。

今日は、ちょっとしたギアを持ってきていた・・・

高根山岳会の人の借り物・・・

下部の氷で試してみる

滝下の足跡は裏から回り込んで、左の灌木に視点を取ったみたいだった。

師匠がリードすると言うので、私はビレイの態勢に入る・・・ 今日はヌンチャクの向きをアイス向きに変えてきた。

アイスは右しか使わない。


 氷は下部の3mは特に難しそうに見えない。

ただその上の段は見た限りでは意外に立っている。

左の凹に逃げる・・・がそれも結構大変そうだ。

リードは落ちれないが、アイスは特に落ちれない。

さらに左に行くと、スラブになっていて、雪がついていても、サラサラ雪では滑ってしまう・・・と心配に。

案の定、直上はスラブでスクリューが決まらない。

ああ~千切れ雲の流れる速度が速いなー。

左の草付は、多少のフリクションはあったみたいで、なんとか灌木まで行った。

ホッと一息。

途中ダブルのロープが交差して、指摘しようかと思うが、クライマーは集中しているだろうし、と辞める・・・あまりシビアな様子には見えなかったからだ。

ビレイしている手がかじかむ・・・。今日は気温が低いので、薄手のグローブでは、かじかむ。さらに防水機能が劣ってきているようだ。

左のラインでローワーダウンで降りると、トップロープで登る支点にはなりづらいので、支点を作ってからトラバースしてもらって、滝芯方面に振り止めスクリューを打つ。岩が出ていて、あまり滝芯には打てなかった・・・。

降りながら、支点を回収・・・ しかし、よく見ると、左に滑落痕と思しき跡がある。草付の草が全部、下方向に寝ている・・・ 誰か落ちたようだ・・・ 鹿? 

それにしても、滝つぼ付近には、特にそのような痕跡はなかったが・・・

次は私の番で、トップロープで遊ぶ。が左のくぼみのラインから滝を直上したが、以外に氷が硬い。先ほどからかじかんでいる手、アックスを振る手に、力が入らない・・・落ちるかと思った。まぁ、トップロープだけど。

落ち口に出て、ちょっと右寄りにスクリューを打ち足す。スクリューが入らない・・・アイスの上にある雪を軽く払ったくらいでは、ぜんぜんダメなのだと判明。そこでしっかり雪かきし、少し雪をアックスで搔いて穴をあらかじめ作ってから、打ち込む・・・なんとか入ったが、氷自体があまり信用できそうでないような?? それでも降り止めくらいになら、なってくれたみたいだった。

2本目、3本目、トップロープは安心で、それぞれ新しいラインに挑戦してみる。 

なぜか、突然理解した・・・岩根アイスはただムーブやクライミングそのものを楽しむところで、ここ自然の滝はそうでないと。

違うラインに行けば、違うムーブになる。が、それぞれに、雪が厄介であったり、その箇所の氷の質が悪かったりした。

上の方は雪で厚く覆われ、大きな穴ぼこが空いていた。その穴から流れている水が見える。穴ぼこの縁に足を掛けて、落ち口を上り詰める。なんかアルパインだな~。なんとなく、気分はプチ黄蓮谷(笑) プチアルパイン。

雪のような、アイスのような部分はアックスが凄く刺さるが、刺さりすぎるくらいだ。雪だと支持力にはあまりならない。氷の方が安心だ。アイスは固いところ、そうでもないところ、色々あった。

凸角は、凄く氷が落ちる。まるで落とすために、叩いているようだ。そのたびに氷のかけらを浴びる。凸は露出感が怖い。凹は、行ってみたら、立っていた。が、ステミングが使えるので、レストがしやすい。

が、いくらレストしやすくても、氷が立っていると、段々握った手が開いてくる。握りすぎなのは、心理的なものもあるだろう。完全にアックスにぶら下がる状態に対して緊張をするから・・・

それぞれ満足いくラインを数本やって、ランチ休憩。最後にリードフォローをする。次の段に登って見たくなったから。

せっかくトップロープを張っているので、一人目はトップロープで、バックロープを引いて登った。そのバックロープでセカンドが登る。ビレイに使っていない1本目の末端のコブをほどいておく。

どこのラインでも登れるので、ちょっと難しいラインにトライして見る。滝口は、厚く雪が積もっていてアックスで搔いて落とさないと氷が出てこない。

ビレイ点まで最後は少しトラバース・・・トラバースなので引かれると、危ないので、あまり引かないようにしてもらう。一旦直上して、慎重にトラバース。下にスラブが出ているような気がする、いやな感じのところ。クライミングを始め、トラバースは怖いと思うようになった。

次のピッチは易しいピッチということで、私がリードしてみる。1ピン目はビレイ点から取る。ゼロピン目。次はちょっと行けば、すぐ倒木がったので倒木でタイオフで取る。 

登って行くと傾斜がきつくなる。足元は雪の下がアイスだった。雪の下をちゃんと確認しないと、氷でなく、スラブだったら怖い。確認しつつ、前爪でしっかりアイスをとらえるようにする。

雪は乾いていて柔らかいが、摩擦がないほどでもない。ほどほどの雪。雪にもがきつつ登る。雪にさしたアックスは不安だ・・・ 不安をだましだまし、雪の斜面を上がると、立ったアイスが右手に出ていたので、とりあえず取れるところで取る、という方針通り、アイスでスクリューで中間支点を取る。 

そして、最後は・・・見当たらない。 左に逃げると、ちっぽけなブッシュしかない。それに屈曲してロープが流れなくなるだろう。 どうしよう・・・(汗)

結局、滝のつららまで行き、丈夫なつららでアンカーを取った。一応自分の体重を掛けて大丈夫だと言うことを確認した。クローブヒッチでセルフ。でも、つららだけでは、心配なので、アックスにも保険を掛けてセルフを取る。

セカンドを確保するのは久しぶりだ。確保器だけ先にぶら下げておく。ロープアップすると、ロープが、アックスに引っかかりそうで、右のアックスは確保に使っていないから避けておく・・・

セカンドが登ってくると、やっぱり雪で大変そうだ。

 登ったところから、山の景色を見るのが好き。

セカンド確保はオートロックなので、セカンドが支点を回収している間に写真を撮った。

今日は、この小川山エリアだけが暴風雪ではない。

ぽっかり日向に空いていて、日が差し、それに谷なので、風もそう感じない。

ただ気温が低く、アイスが硬い。
 下を見るとこんな感じ。

樹幹に雪を抱いた針葉樹がたくさん見えた。

なんかいいな~

 3ピッチ目は最初の直情がとても難しいラインになりそう。

どうしようかとしばらく思案。

つるべで上がるのもちょっと不安だった。

衝撃がつらら支点で耐えられるか?

ということで、一度トラバースして、滝の脇の灌木に逃げた。

左側に露出感の少ない短めのブルーアイスがあったけれど、残念ながら丈夫でつながっていない。
2段目の滝に登るのは
途中であきらめて、とりあえず、懸垂で降りてみる。

ちょっとしたマルチピッチで遊んでいるだけだけど、自然の中の条件で、どう安全を確保しながら遊ぶか・・・

そういう風に頭を働かせながら、遊ぶのが楽しい。

滝に登る楽しさはその次で、こう支点を作ったらいいのではないか?
ああしたらよいのではないか?などなど、どうしたら、良いかを解決案を考えるのが楽しいのだ。今あるスキルで。

ロープがこすれた跡
ちょっとこれ以上、上は今のビレイ点からは無理が多そうだったので、懸垂で降りる。

トラバースした地点から、ロープの流れが良いような場所に支点がないか、目を凝らすと、師匠が凍りついた倒木を見つけてくれた。

セカンドでトラバース中の私が今度は、その凍りついた倒木の懸垂支点工作。強度を確認し、雪を少し掘り下げてみる。とりあえず倒木にセルフ。

自分をセルフ・・・っておかしい日本語だ(笑)

自分をビレイ、と言いたかったのだが、セルフ取ってって通じてしまうので、セルフセルフといつも言っている。何はなくともセルフ、は最初の山ヤの教えだ。

自分をビレイしている末端の解除して、倒木に通し、ロープを手繰り寄せる。セカンドとトップが入れ替わった格好になり、セカンドを確保。これは倒木があるので、折り返しビレイにしてみた。
セカンド到着。セルフを取ってもらい、2本のロープを連結してもらう。どちら引きか確認。 引くほうのロープを分かっていないといけない。

懸垂はトップで降りた。 ただ、トップなのにバックアップを取らないで降りたら、やっていてやっぱりバックアップがあるほうが安心だなと思った。降りていったらアイスではなく、スラブの箇所があったし、ギアに色々引っかかり気味で、アックスの向きが悪かったりで、先に降りる方はやっぱりなんだかんだとスムーズと言う訳にはいかない。

到着して、セカンドが降りてくるのを待つ。 末端を持っていてあげても良い。 アイスでは上から色々なモノが降ってくる。降ってくるものを上手にかわすのも一つだ。

状況全体を見て、何がベストか、その都度判断する、それが楽しいんだな~となんだか納得。

ただクライミングだけの岩根アイスも別の退屈とは思わないけれど、こっちのほうが数倍楽しい。

別に上に行きたいわけではなく、上というのはただ結果みたいな感じだ。登れるから登って行く。取れるところで支点を取る。その連続をしていたら、ただ結構上だった。そういう感じ。

だから、都度都度、危険は冒していない。「うん、大丈夫」をつないで行ったら、「あら?もう上?」そういう感じなのだ。どこにも、スリルはない。危険の二の字はない。

もちろん、自然の中だから、絶対安全もないのだが、だからと言って、危険に近づいて行っているわけではない。

そういえば、手袋、今日はテムレスを使ってみた・・・保温性はないので、 毛糸の手袋を下に入れた。 ちゃんとアックス振れた。

帰りに取った唐沢の滝は意外に立派だった。 ロープは50mは一杯一杯。左の灌木は、懸垂で降りれるちょうどの高さ。



下山してもまだ山はほがらか、誰もいない小川山は静かで癖になりそう。

私はあんまり人が多い山はそもそも好きでないのだから・・・ 

今日はやってみたら、立っていなければ寝ていればリードできそうと思った。立っていると凸でも凹でも、やっぱりまだ危ないかな。60~70度の傾斜の滝でも部分的に立っているから、そういうところでやっぱりたくさん経験を積むことが、上達の早道と思った。

バーチカルだけを登っていても上達はするけれど、楽しい上達の仕方ではないかもしれない。

楽しく登っているうちに気が付いたら、登れるようになっていたという棚からぼた餅系を目指したい。




帰りの車窓から、八ヶ岳を見ると雪雲に飲み込まれていた。稜線は今日は大荒れだろう。山は全然見えない。

こういう日も遊ぶためにアイスクライミングをやっていて良かった☆

Mar 3, 2015

芦安 カモシカルンゼ

■ 芦安のアイス 上荒井沢

2012年2月の様子
今日は午前中が良いと言うので、ちょこっとアイスに行ってきました☆

上荒井沢です。

いわゆる芦安のアイスと言うのは上荒井沢を言っていたんですね~。

北岳に行くアプローチの芦安、その手前のエリアです。

ここは私たち夫婦がごひいきにしている、源泉かけ流しの温泉、桃の木温泉の上流にあります。

以前(2012年2月)、夫とカチコチに凍りついた堰堤で遊び、その時は、アイスクライミングなど想像だにしていませんでした。

が、その時の様子を今になって思い返すと、様子がアイスが氷結する状況にぴったりに思えました。

去年は偵察に行きたいと思って、結局、行かなかった・・・



それで、去年から気になっていた芦安のアイス・・・

今年はアイスはイマヒトツ充実しておらず…と言う感じでしたが、初めて行く場所が、湯川渓谷と並んで、二つ増えました♪ 

黒平のアイスもいいのかなぁ・・・。でも、もう溶けたかなぁ・・・。








■ アプローチについて

7:40、桃の木温泉の上の林道に入り、100mくらい先の、広くなった箇所に駐車。堰堤の工事車両が入っているようで平坦ですが、そこから上は林道が崩壊しているので、あまりおススメではありません。

堰堤の上から、イデノ沢、勅使川、上荒井沢、を分けます。一番左手が上荒井沢なのですが、『チャレンジ!アイスクライミング』にあるアプローチには林道が出ていますが、この林道、現在は崩落していて、その崩落を拾ったり、河原に降りて歩いたりして、上荒井沢を遡行します。

地図を見て上荒井沢を遡行するほうが、ない林道を当てにするより間違いが少ないです。途中、徒渉3~4回。  
トリコルネ
カモシカルンゼ


昨日は雨だったらしく、林道上は、冷凍庫の霜のようにコチンコチンに固まったアイスが滑りやすく、意外にアプローチは歩きづらかった・・・。崩落しているので景色は荒涼としています。

マシラ

カモシカルンゼの隣の沢

1時間ほど行くと、トリコルネが見え、そのすぐ先にカモシカルンゼ、さらに先にマシラ(ミザル、キカザル)があります。

今日は偵察だったので、3つの滝を見て、マシラはほとんど解けており、トリコルネは黒ずんで落石が多そうだし、アンカーになりそうなものもなかったので、パスして、凍結の良いカモシカルンゼで遊びました。

 ・滝の根元に石ころが溜まっている ⇒ 落石多数
 ・崩壊中の沢にあるアイス ⇒ 落石注意

■ カモシカルンゼ

最初は、隣の沢をカモシカルンゼかと思い、氷結の無さにがっかりしたのだが、ひとつ隣にちゃんとありました。下部のマスが目印。 こうした氷瀑は、どれも似ているので、あらかじめ目印を考えて行くのがポイントです。

見た目はちょっと大変そうに見えたのですが、F1は50mでロープいっぱい、下部は30mで、60度くらいで、近づいたら、登れそうに見えた!だけでなく、登ってみたら、アイスが柔らかくてアックスが刺しやすく、まったく困難を感じずに登れた・・・あれ?どうなっているの??


先日の南沢小滝で喪失した自信を再度、復活(笑)

やっぱり冷えて固いとアイスは大変になりますね。柔らかいアイスはその代り、スクリューが効きづらいので落ちれない。

今日はスクリューを打ったり、アックステンション、アバラコフを練習しました。

ただ上部からの落氷は結構多く、ビレイ中、あってよかったバイザーって感じです。

確保は、左側の灌木でとりましたが、残置スリングが氷に埋まって悪かったそうです。それに直径5cmほどで細くて頼りないので、トップロープ後の懸垂は、アバラコフで降りました。


また今日は平日だったので、誰も来ないと思っていたら、あと1パーティ来ました。


 アックステンションして、支点の撮影。

柔らかい=アイスが信用ならんので、支点は3点から取り、さらにバックアップが灌木。
 アックステンション中・・・

出来たらすごい楽な技でした。休める~

でも、真下にアックスを引かないと危ないですね。

ギアは今日は

軽量シングル 50m & 30m。

二本連結してトップロープ。

コブが来たときどうするか?

プルージックで荷重を移し換えて、確保器を入れ替えます。

準備したけど、必要なくてよかった~。


アイスもぐずぐずだし、ラクラクに登れるし、早めに切り上げて、芦安の山岳館で本を見て、帰りました☆

楽しいアイスの一日でした☆



≪備忘メモ≫

・芦安アイスは氷瀑が大きいので、ダブルロープ
・スクリュー8本

≪滝の名≫
・トリコルネ 35m Ⅳ~Ⅴ級
・カモシカルンゼ Ⅳ級~ F1~F4まである F1 50m不足気味、F2 8mⅣ-、F3 5mⅢ、F420m

・マシラ  ミエザルⅢ、キカザル15m、イワザル、30m 50度 上部80度、Ⅳ級~Ⅴ級-

・ビギナーズ 30m Ⅲ級

・奥御勅使川のゲレンデ F1 10m、F2 6m、75~80度、堰堤5m 80度

Feb 28, 2015

南沢小滝

■クライミングメイト

アイスのゲレンデにパートナーと二人で来ることは、ちょっと憧れだった。

大体、若い青年が二人組で来ていたりすることが多い。これから、一緒に成長して行くんだろうな~と言う感じだ。アルパインの王道は青年の憧れと汗と努力と思う。

岩を女性が二人組で登っていたりしても、ちょっといいな~と羨ましく思う。

女性同士だと、無理や背伸びをする必要がなく、出来ないことはできない、きついことはきついと言え、素のままの自分でいることがより、容易な気がする。

どうせ結局はそうなるのだが、人はやっぱり取り繕う・・・取り繕う必要のない、鎧を脱げる相手を見つけるのが大事だ。

今回は、以前、山岳総合センターの講習会で一緒だった人と、たまたま小滝に来る機会が出来て、うれしかった。

二人になったのは結果で、方々に声を掛けたけれども、誰も来ると言わなかった・・・(^^;)。

クライミングを練習するには、誰だってビレイヤーが要る。

練習したいのに、ビレイを頼める人がいなくて、練習することができない、という基本的な不満が互いに解消できてよかった。

今シーズン2度目の南沢小滝へGO!とあいなった。

■ 軽トラ!

今日はアイスクライミングのコンペが行われているので、駐車場が混むのではないかと予想していた。

朝、待ち合わせ場所に時間より早く着くと、相方はもう到着していた。さっそく軽トラに乗り合わせて、登山口へ。

里山の登山に行くと、いつも軽トラックの轍を見る。普通車より狭いので軽トラとすぐ分かる。その轍によると、軽トラはどんなところにも入って行ける最強のオフロード車のように思われた・・・

美濃戸口で、チェーン装着。さっそく美濃戸へ向かうが、なんと8台くらい先の車がスタック中・・・で、美濃戸口に引き換えす。そこから歩くことに。それならラシーンで来ても同じだったので、友人には余計な手間を掛けさせてしまった。

7:40のスタートとなり、9:30小滝着。エライかかったな、という印象・・・。こんなにかかったっけ?

心配していた混雑は大丈夫だった。というか小滝につくと、アレ?空いている・・・ 

今日は終日3パーティしか来なかった。相模アルパインクラブ、ぶなの会、われわれ・・・ 相模アルパインクラブのおじさんがベテランさんで、色々な人を知っているようだった。

ベテランさんの当日のブログ

講習会やガイド連れの人がいなくて、皆、山岳会だったので、打ち解け、全体でロープを貸し借りしたりして、楽しくエンジョイクライミング。


■ 登れない・・・

12月に小滝にシーズン初できたときは、5本登ってもまだラクラクで、なんだ・・・と思った。

ちょっと前に岩根に行ったら、11本。ムーブはまだまだだが、1回目の岩根アイスツリーの時は、3本で、帰りの車のハンドルが握れないほどパンプしてギブアップだったので、そこからの成長を感じた。

で、今回は、10本くらい登りたいと思っていたのに、なんと6本くらいしか行けなかった。

今日はよく冷えており、アイスが硬くて、アックスを振りおろすのが大変だったのだ。

しかも、立っているラインでムーブがないと、すぐ腕に来てしまう・・・というわけで、今日も課題は、

フリー

だと分かった。フリーか・・・ 困ったなぁ・・・ 

腕力もないので、アイスが硬いとすっかり握力がダメになってしまう・・・

■ 月

友達とは、初めて一緒に行ったので、二人ともで、小滝の上に上がり、トップロープを設置した。
この方がいいんじゃない?と提案してくれたし、2mなんてナイロンスリングも持ってきてくれていて、さすが伝統ある山岳会の人だと思った。

私はスリングはナイロンスリングが必要と思っていたのに、朝見当たらなかったので、長めのダイニーマを持って行った。それでもトップロープは作れるが、立木には幅が広いナイロンの方が適しているのでありがたくギアを使わせてもらった。ロープも持って行ったけれど、使わなかったし、結局色々とギアを借りて、助かった。

それから、二人で懸垂して、セカンドのほうがフラれ止めのアイススクリューを設置。後続の私。私は体重が一番軽いので、最後の懸垂下降者になることが多い。

それから何本かトップロープ。

その後、最後にリードフォローして、また懸垂下降で下降して終了した。 ただのスポーツクライミングより、うんといい。

懸垂下降は、私はすっかり慣れてしまっているが、ラッキングとか、ギアの準備などは相方の方がしっかり教育を受けていた。

今日はスクリューを打ったり、アバラコフを作ったりしたかったけれど、それはまた次回の機会に移すことになった。

結局小滝を後にする最後のパーティとなり、美濃戸に着いたら、月が出ていた。18:30 ヘッデン登山にならないギリギリ。

というわけで、

お腹いっぱい遊んだ日だった。


Feb 20, 2015

岩根アイスツリー

昨日は岩根アイスに行っていました♪


何しろ、岩根は久しぶりです・・・2年ぶり! 私は岩根でスタートしていますが、翌年はいきなり小滝でアイスしていたので、岩根は久しぶりです。
南沢小滝は、何しろ駐車場代以外は無料だし、手ごろに山の中の雰囲気が味わえていいですが、土日は混んでいるのです。

順番待ちがあり、5本登れればいいほうです。混んでいるだけでヤル気減退です。

私はたくさん登りたいお年頃なので・・・(笑)、そのためには

 平日 

という条件が必要というわけです。 まぁ平日なら岩根に行かなくても、小滝でも空いているとは思いますが、小滝に氷結の当たりハズレがあっても、岩根にはない。ちゃんとしたバーチカルなので、基本の習得にもってこいです。

というわけで、昨日は11本! うーん、成長したなあぁ。距離にして 110メートル?!初めて行った時は、3本と半分で腕がダメになったので、成長しましたね~ まぁ大した内容ではないですが、成長は、個人の内面で比較するものなので、勘弁してくださいね~(^^)

いや~楽しく過ごせてよかったです。また岩根行きたいので、トップロープのビレイできる人いませんかね?

思うんですが、誰もいなかったら、山荘の人がビレイすると言ってくれれば、絶対誰か一人くらいは来るので、その二人でビレイするように仕向けてさえくれれば、平日でも山荘ははやるとおもうんですがね。

■ アックスを研ぎなさい!

私のアイスアックスは、使用頻度から言って、まだ新品と言って良い状況だろうと思っていました。

ところがもっと研がないといけないらしかったです(汗) 


ちょっとピンぼけになってしまいましたが、これくらい・・・

そうなのか~と、びっくり!でも、アックスが刺さらないということはないのですが。

それから両方のアックスの種類を揃えることを薦められました。クオーク最初に買った後で、Xドライに惚れてしまったんですよね~。

都会の人は店で買う時、色々と店員さんに基本的なアックスの準備をしてもらえるようです。ハンドルを取ったり、などですね。そういうのがないと教えてもらわないといけないのです。

でも、まぁ一旦わかれば終わりです。 

この日はともかくたくさん登るのが一番の目的だったし、基本ムーブの習得が課題なので、言われたことを思い出して、登れてよかったです。


アイスとお友達になる会、としては、アイスとのお友達度が上がったような気がしました。