■ 沢は冬も美しい
沢は冬も美しい。
夏も冬も沢。冬の沢=アイスクライミング。
今回は本チャンの仲間のYさんに、アイスを体験してもらうために出かけた。
ギアがないので、岩根か鉱泉になるが、岩根はテント泊ができない。
テント泊できると大幅に節約になるので、テント泊とした。
しかし、今回は宿泊自炊が良かったかもしれない。
予報で南岸低気圧が直撃らしく、気温が高くなった。
予想通り、土曜日は曇天。荒れた天気の中、アイスキャンディを登った。
テント泊 1000円
鉱泉アイスキャンディ代 1000円
夕食 2000円
朝食 1000円
と5000円の出費。交通費は美濃戸で2000円。
テントが4テンの冬テントでフライ無だったので、
夜半の雨で浸水した。
私は小屋泊の予定だったが、夫が出勤となり参加できなくなったのと、翌週も鉱泉に行くことになったので、2週連続小屋泊でなくてもいいと思い、ツエルト泊出来る状態にしていく。
結局ザックは頭上高く積み上げられることとなった。
でも、アックス&水なしで12kgほど。たぶん行きは15kg程度だったと思う。
ツエルトを持って行ったのは正解だった。結局、浸水したので、濡らしたくないギアをツエルトに入れ、自分たちは、テントシートですっぽりと搬送と同じように包み込んで、水たまりのテントの中で睡眠。
この方法ではまったく濡れずに済んだ。
以前、沢で寝ていたら、すっかり水たまりの中にいたのに、ゴアのシュラフカバーのおかげでぬれずに済んだことがあったな~
翌日は、素晴らしい景色だった。ギアだけもって、ジョウゴ沢へいった。
大同心大滝への道と取り付きを間違い、30分のロス。
ジョウゴ沢は素晴らしいロケーションだが、F2が凍っていないのでがっかり。
F1はアイスボルダ―というところ。
ジョウゴ沢のF2手前に、きれいなアイスの滑を見つけた。
その後小滝へ移動。小滝で3本ほど登って終わる。
小滝は水が流れていた。大滝の氷結は素晴らしかった。
今回は、何と言っても南岸低気圧で、一旦暖かくなって融解したところで、再度冷えていたので、林道や登山道がアイススケートリンクのようにつるつるに溶けて凍っていた。
つららよりも、上記のような雪が氷化したアイスが蒼く光っていた。アイスは、
溶ける → 冷える
の繰り返しで、出来上がるんだな~と思うことしきり。
友人は、もともとクライミングの素養があるので、アイスは初回から上手だった。
ので、ギアさえあれば、次回からはルートに行けそうだ。
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