Feb 21, 2016

鉱泉・ジョウゴ沢・南沢小滝

 ■ 沢は冬も美しい

沢は冬も美しい。

夏も冬も沢。冬の沢=アイスクライミング。

今回は本チャンの仲間のYさんに、アイスを体験してもらうために出かけた。

ギアがないので、岩根か鉱泉になるが、岩根はテント泊ができない。

テント泊できると大幅に節約になるので、テント泊とした。

しかし、今回は宿泊自炊が良かったかもしれない。

予報で南岸低気圧が直撃らしく、気温が高くなった。


 予想通り、土曜日は曇天。荒れた天気の中、アイスキャンディを登った。

テント泊 1000円
鉱泉アイスキャンディ代 1000円
夕食 2000円
朝食 1000円

と5000円の出費。交通費は美濃戸で2000円。

テントが4テンの冬テントでフライ無だったので、
夜半の雨で浸水した。

私は小屋泊の予定だったが、夫が出勤となり参加できなくなったのと、翌週も鉱泉に行くことになったので、2週連続小屋泊でなくてもいいと思い、ツエルト泊出来る状態にしていく。

結局ザックは頭上高く積み上げられることとなった。

でも、アックス&水なしで12kgほど。たぶん行きは15kg程度だったと思う。

ツエルトを持って行ったのは正解だった。結局、浸水したので、濡らしたくないギアをツエルトに入れ、自分たちは、テントシートですっぽりと搬送と同じように包み込んで、水たまりのテントの中で睡眠。

この方法ではまったく濡れずに済んだ。

以前、沢で寝ていたら、すっかり水たまりの中にいたのに、ゴアのシュラフカバーのおかげでぬれずに済んだことがあったな~

翌日は、素晴らしい景色だった。ギアだけもって、ジョウゴ沢へいった。

大同心大滝への道と取り付きを間違い、30分のロス。

ジョウゴ沢は素晴らしいロケーションだが、F2が凍っていないのでがっかり。

F1はアイスボルダ―というところ。

ジョウゴ沢のF2手前に、きれいなアイスの滑を見つけた。

その後小滝へ移動。小滝で3本ほど登って終わる。

小滝は水が流れていた。大滝の氷結は素晴らしかった。

今回は、何と言っても南岸低気圧で、一旦暖かくなって融解したところで、再度冷えていたので、林道や登山道がアイススケートリンクのようにつるつるに溶けて凍っていた。

つららよりも、上記のような雪が氷化したアイスが蒼く光っていた。アイスは、

 溶ける → 冷える

の繰り返しで、出来上がるんだな~と思うことしきり。

友人は、もともとクライミングの素養があるので、アイスは初回から上手だった。

ので、ギアさえあれば、次回からはルートに行けそうだ。


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