Dec 27, 2016

久しぶりの六級アイス

■久しぶりの6級

久しぶりの6級アイスに行ってきた。どことは言わない(笑)。素晴らしい氷結だった♪

なぜなら、あまり大きな氷瀑でないので、混雑が心配だからだ。2ラインは取れないので、2パーティ入れば、満員になってしまう。

■ チャンス到来

前日のこと。年内にあと何回アイスに行けるか?数えてみた。年納めは29・30は、ずいぶん前から予定がある(城ケ崎)。その前の、27,28日は、すでに大荒れ情報。となると、26日の明日は、快晴のあとのマイナスの気温だ。降雨後に、寒波が来た後なので、氷の発達は良さそう。混んでいる土日でもない。25日、日曜のクリスマスは、快晴で山がよさそうだったが、夫は山をしないので町で過ごした。

という訳で、アイスクライミングのパートナーの青ちゃんを思い浮かべる。ただ・・・彼、3連チャンだとつらいかなぁ… でも、アイス行きたいな~。

こうしたアウトドアの活動は、気温や天候に左右されるから、行ける機会をできるだけ掴みたいのだ。

■ Consideration 相手への思いやり

でも、そう思っても、自分のニーズばかりを貫くわけにもいかない。パートナーの都合も考えて、ここは体力が温存できるゲレンデの湯川でも…。湯川の氷結は標高の分、山の上の氷柱よりは期待度が低いとはいえ・・・。

そうこう考えている間に、運よく、行くと言う人が出てきた。アイスに彼と行くのは、青ちゃんを交えた初回と今回で2回目。二人だけで行くのは初めて。…とは言っても、岩には行っている。

青ちゃんを誘ったけど、私の誘い方がまずかったのか、あるいは体調か、一旦OKが出たのに覆されてしまった。残念だった。彼の好きなバーチカルアイスの予定だったからだ。何か他の要因で遠慮したのかもしれない。

アイスクライミングをする人口は少ない。だから、平日アイスに行ける人がいれば、とてもありがたいのだ。

■ Tour

朝はいつも通り、8時登山口の予定。おそらく、いつもより早く着いたのだろう…。滝に到着したとき、まだ9:46だった。

実は、思いのほか、温かい朝で、気持ちが萎える。ウエアもすっかり脱いでインナーで歩く。手袋もしていない。

もしかして、氷柱は小さかったり、上下がつながっていなかったりするかもしれない…と不安になる。登山口でマイナス2度。温かい。残念だ。もう少し冷えていると思ったのに。

前回、雪があったダート林道は、夏道化しており、登山道も、降雪が溶け、再凍結して平坦なアイスになっている。これが、うっすら岩にくっついているという最も滑りやすい状態だった。アイススケートリンクみたいな状態だ。だが、二人ともアイゼンは付けずに歩く。面倒なのだ。

ロープは50mと60mを切った57mをそれぞれが持った。相方がアイススクリューは、重いから減らしていいよと言うので、7本持参のうちBDのスクリュー3本を置いて出る。岩の時も、だいたい二人ともロープを持って行くし、ギアも各自がフルセットのリードギアを持って行く。

この辺りのギア分配の塩梅は、リーダー次第だ。

客観的に見て、体力が明らかに上の人に対して…たとえば20代の男子…がいるときに、40代の私がロープ持ちます!と主張するのも変だろう。別に担げるけど。

正直な所、体力は大体、年齢と性別順であっているのだ。だから、誰が何を指定しなくても、何が合理的な配分か?ということは明瞭なことだと思っている。たまに年齢と性別に適合していない体力(要するにヨワヨワ)の人もいて、そういう人のメンツはつぶれてしまう…が、それは本人の怠惰のせいだから、仕方がない。

逆に大抵のベテランは、年齢以上にツヨツヨで、それを主張するために意地を張ってしまう。でも60代が担いで、40代が空荷だったら、40代に失礼だろう。

私は大体、ギア免除してもらうのは、あまりありがたいとは感じていない。…というのは、アプローチもトレーニングを兼ねようかな…という気持ちがあるのだ。

クライミングは、楽しいのだが、山からスタートした人にとっては共通の悩みがある。歩きの方が弱くなってしまうのだ。クライミングのギアは、日帰り登山よりは重いとは言っても、アプローチが長くとも、せいぜい一時間半とかなので、例え少々ギアで重くても、足腰が弱ってきてしまうのだ。クライミングだけしていると、歩きが弱くなる。だから、ゲレンデへ行くときは、わざと水をたくさん入れたりして、重くしている。

本気の山の時は、念には念を入れて重さを削る。が、ゲレンデでは重さには気を使わないで、適当に、大きなザックに放り込んでいる。それをみて、パッキングが下手だと言ってきた先輩がいたんだが、その先輩は縦走しかしない。

縦走だけの時とクライミングを始めるようになった今とでは、視野の広がりが全く違ってしまい、アプローチ程度の歩きでは、丁寧なパッキングの必要など、全然感じなくなってしまったのだ。

もちろ、本気ルートの時は最小まで削り、食料も縦走組のような豪勢なものは食べない。縦走はルート自体の難易度が低いので、重くてもあまり負担にならない。重くても贅沢な食事を取るほうが合理的っていうだけなのだ。

そういうわけなので、アプローチもトレーニングモードで歩く。

たぶん、数歳年下の同行者にはそう早くない。と思うのは、後続の私が彼につっかえてしまいそうになるからだ。

ここは、一般道であまり山として危険がないため、慎重さはそういらない。整備されていないルートでは、こうはいかない。

■ F1

一汗で氷瀑に着いた。F1は凍っていた。「リード練習する?」と聞かれる。が、小さい氷瀑で登れるのは、強い点である難しいラインをとっても、あまりにも明らかで、あまりそそられない。リードしてもいいのだが、ただ時間が余計にかかるだけだ。

「左の端の方をフリーソロして行かない?」と弱点で行くことを提案した。相方は難色を示す。まぁ、私のクライミング力は、まだあまり信頼がないのは致し方ない。まだ、同行者とは2回目だ。

「上からお助け紐出すってのはどう?」「じゃあ、それで」 何より早さを優先したい。

沢のように、お助け紐を出してもらったが、めんどくさいと思って、半分登った。中途半場に登攀中にロープが来ても困るので、足場の良いところで待つ。ロープが垂れてきた。バイトのエイトノットにぬんちゃくをぶら下げてくれていた。

「そのまま上がって、このロープは帰りに懸垂に使おう」ということで、そのまま上がり、赤い6mm
スリング2本(ベテラン青ちゃんによると、7mmが良いそうだがいいのだろうか・・・)で出来ている残置の懸垂支点に、ロープ末端を通して、ロープは残置しておく。

■ 大滝

そのまま大滝へ上がる。大滝は、まっすぐに屹立していた。去年、ここへ来た時を思い出す。そうだ、ここはあまり難しくなく、ザックを置いて、3人で登ったんだっけ。

大滝は、下部はロート状に2mほど広がり、あとは15mほどの屹立した氷瀑だ。

この日はエビのしっぽが剥がれたような、真っ白な破片が、さらさらと音を立てて、滝口から砂のように噴出していた。

とりあえず、その砂状の雪の破片のフォールラインをずらして、各自ザック置き場のバケツを掘る。さっそく、滝の根元、2mのロート状の上に上がる。滝の裏にも回れるのだ。

氷柱を眺めつつ、相方と、青ちゃんも来たらすごく喜んだだろうのに…と言い合う。

山というものは、かならずしもステップアップすればするほど楽しいわけではないことが、最近になって理解できるようになってきた。

私自身、山のことをよく知らず、無知だったころは、赤岳に登ると言うだけでビックプロジェクトで、どきどきしながら、準備したりして遠足前の子供のように楽しかった。今では、赤岳は小さな山にすぎず、日帰りハイキングという感じだし、アイスクライミングも4級だと、緊張感が足りなくなる。

その分、たぶん、”ついうっかりミス”の危険性は大きくなっているだろう。忘れ物をしたり、とか。いい加減に足を置いたり、とか。最近もギア整備の不備を指摘された。ありがたい。

私はアルパインを始めて、まだルートにも、そう多数は行ってはいない。実は、ゆっくり行こうと思って、あとに取ってあるのだ。バリエーションルートも行きつくしてしまう危険がある。できるだけ、山人生の道中を、ゆっくり味わおう、という作戦だ。つまり小さいステップで成長する。その方針で来たのに、3年で、こういう状態になってしまった…。

これが、40年もクライミングしている上級者ともなると、どのルートも何度も行きつくしてしまって、易しい登攀では満足できなくなるのは、想像の範疇のことだ。

■ 6級アイス

さて氷柱だ。うっすらと去年の記憶がよみがえる。これ、どうやって登ったんだっけ…。たしか、この辺からビレイしなかったっけ?

滝裏に回ると、裏の面はスムースな氷の面がある。表はツララがつながっていないので、リードには向かない。裏のスムーズな面も側壁側は、シャンデリアになっており、スクリューを打つのに適さない

とりあえず、氷柱の隙間を利用して、セルフを取れないか、と氷柱の割れ目を探す。ツララの連結だから、たまに上下がつながったところの隣に、つながっていない空間があって、それで十分強度が得られたりもするのだ。残念ながら、適当な穴が見つからなかったので、スクリューで大きな厚みの氷柱に穴を開け、セルフとした。

というのも、相方がアイススクリューを家に置き忘れてきてしまい、スクリューが手持ち4本しかなく、できるだけ、スクリューを節約したかったのだ。本来はセルフも、スクリュー2点で取るべきなのだが。まぁ強固なアイスの穴、1点でも良し。強固であれば。

そこに長め120cmのスリングを通し、ゼロピン目と兼ねるため、ひとつオーバーハンドノットをつけ、バラのビナを掛け、ロープを通す。自分のPASを残りのスリングにかける。

この私のロープは、アイスクライミング用に買ったコーティング付のロープだが、私が教えられていなかったため、岩でも使ってしまった。そのため、すこし毛羽立っている。

ベテラン青ちゃんは一度ロープで痛い目に遭っているため、このロープを使わせたがらない。が、今日はロープの氷結もなく、ロープ自体も硬さを感じず、良好なコンディションだ。不思議だ。ゴム製品は低温で固くなるのに、このロープは低温下ではなくて、常温の時の方が固さを感じる。ただ表皮の毛羽立ちは少し来ている。だから、水氷でどっぷり濡れるよなアイスには向かないだろう。

リードは相方。ここへくる提案が相方だったのと、岩でも相方の方が確実に上だからだ。先輩後輩の間柄だ。アイスも、私は今小滝リードレベルだが、相方は、より難しい場所がリードできる。今岩では、5.12を登っている。私は5.10bがRP程度の実力だ。

さて、リード開始。2mほど上に1ピン目。2ピン目は、上から垂れた氷が鍾乳洞のTufaのようになっている部分にレストできる。背後の岩にもレスト出来る。バックステップも使って、バックアンドニーに似た体制でもレスト出来そうだ。ただ、裏なので気温が低く、氷が固いそうだ。3ピン目は氷柱の根元30cm下と言う感じ。一度テンションが入った。3ピン目が取れたところで、ゼロピン目は屈曲が大きくなるので回収。

そこから、ほぼ直角のトラバースになる。トラバースでは、ロープの流れが心配だ。屈曲が大きいと摩擦が増し、登りづらくなるのだ。90度の屈曲だと2回が限界。ビレイヤーとのロープを通した意思疎通が不可能になる。

滝の表に出るには、滝の表へ出る途中の側壁がじゃらじゃらのシャンデリアで、足元が悪い。とりあえず、1mほどトラバース。4本目を打つ。一度目の屈曲。4ピン目が取れた時点で、3ピン目のスリングを伸ばすようアドバイスすべきか、悩んだが、ロープが流れていたので、とりあえず黙っていた。

そこでスクリュー切れとなり、ローワーダウン。ロープはコの字型に張られている。あまり好ましくはないが、最善であるのだから仕方がない。ローワーダウンで、2ピン目と1ピン目を回収。

回収で、じゃらじゃらのシャンデリアは敢えて蹴って落としてもらう。アイスクライミングの最も大きな危険は落氷なので、落ちる前に落とすのだ。そのためビレイヤーは当たらない位置に避けた。

回収して、再度クライミング継続。滝表にでると、滝表は、すでに落ち口付近で、4級だったそうだ。ここから上は楽勝と言うこと。スクリューは2本でアンカーへ到着。トラバースから先は早かった。

私もセカンドで登ったが、トラバースが核心だった。裏の直上は5級。弱い左手で、硬いアイスにトラバースのためのアックスを打ちこむのは難しく、左側に向かうトラバースの練習が必要だと分かった。肩にかけたアックスを落として相方に怪我をさせるのではないかと不安になった。

直角部の、スクリュー回収で、ロープにぶら下がるとロープがタイトで回収できないので、フィフィにぶら下がったら、今度はぶら下がった位置から、スクリューの位置が遠すぎて、手が届かなくなってしまった。これはセカンドとしてはマズイ。

今回がゲレンデなので、問題がないが、マルチだと何が何でもギアを回収する義務がセカンドにはあるのだ。回収もそれなりに技術がいるのである。

水平トラバースのスクリューを回収するのは、足場が良くないと、岩と同じで結構難しい。ここは、もっと時間を掛けて良いから丁寧に処理すべきだった。

一度、終了点へ行き、長いスリングでロープの長さを稼いだが、ロープ長は十分だったので、あまり必要がなかった。ただ2名で来ている時、両名が終了点に責任を持つのは良いことだと思う。

ロープの流れも良くなったし、あとは氷柱の表を登って遊ぶ。各自4本が目標。滝の下部はシャンデリアで表面はつながっていない。奥はつながっている。6級だ。難しかった。(つまり面白かった)

新雪期のこのシーズン、6級アイスに登れることは稀なので、ラッキーだ。思う存分、トップロープで遊ぶ。

■ 久しぶりにパンプ

私はパンプして大変。いちいちムーブを組み立てながら、登っているせいもある。ツララの氷柱は足場を蹴ったら、崩れ去ってしまう…。手で完全にぶら下がることになってしまうのだ。

腕力のある相方もパンプが来るようで、腕を頻繁に伸ばそうとしていた。私には、腕を伸ばそうにも伸ばせそうなレスト出来る足場が、そもそも難しい。

それぞれがそれぞれに必要なことを十分味わって、あれこれとムーブ研究をした。時間も、良い頃合いになってきたので、合計4本~6本で終了。

■ 強い風

午後は崩れる予報通り、午前中は北アが美しく眺められたが、午後になると風が出て来て、山に長居すべきでないと、山が告げているかのようだった。

終了点には環が開かなくなった環付ビナが残置されていた。最後は、相方に結び替えで降りてきてもらった。結び替えとも言うし、通し八の字とも言うが、通し八の字と言う方が、ノットがイメージで来て良いと思う。ローワーダウンで降りてきてもらい、ロープを畳む。

F1に戻る。ロープ末端を引き上げて、懸垂準備しようとしたら、相方は確保器を持ってくるのを忘れていたので、ローワーダウンで降ろしてほしいそうだ。残置スリングに、懸垂用に通していたロープを戻して環付ビナに架け替え、ムンターヒッチ降ろす。ローワーダウン…最近、私もしてもらっているが、効率が良いからそうするべきだと分かっていても、クライマーとしては、上げ膳据え膳感がある。案の定、相方が「〇〇ガイドにお願いして~」などと冗談を言う。

不思議なことにF1は無風だった。

後は私が懸垂すればいいのだが、片方の末端を引き上げると、間に小灌木があってロープがこすれるのが気になった。ノット末端が結んであった。途中の枝に引っかからなくて良かった。なんで結んでくれたのかなぁ…。

真ん中印がついているロープだったので、両末端をあげるのは辞め、片方だけを上げ、振り分けを作る。確保器も持っていたが、ムンターで下したついでだったので、自分もムンターで懸垂したら、この場合だと、キンクがすごくて降りにくかった。あんまりキンクするので、ロープを滝下に投げた後、確保器に切り替えた。

途中で、下から「最後はクライムダウンだよ~」と声がかかる。ああ、それで末端を結んでいたのか。たしかにロープ長がギリギリで、最後の1歩はクライムダウンだが、特に問題はない。

■後続P

F1を降りてみたら、後続パーティがいた。ガイドさんの平日仲間らしく、F1でトップロープで遊んでいた。若い男性が4~5名。

ここでトップロープだとすると、たぶん初心者の仲間を連れてきて遊んでいるのだろう。F1は、あまり面白そうに見えない部分だったので、ちょっとお気の毒な気持ちになる。

仲間を見つけることはそれだけ大変なことなのだ。仲間を育てるのも、ええ~そこから?!と、登りたい本人がアクティブに、有料・無料含め、自ら努力と労力を傾けて学んだことを、仏の精神で無償提供して教えなくてはならない。

そして、たとえ、そうしたとしても、相手にその価値が通じるとは限らないのだ。

それは大なり小なり、登りたい人、クライマーなら誰しも同じで、私は自分が有償で教わったことを無償で多くの人に教えてきたし、無料のガイド役も務め、自腹で自分には必要のない設備に行ったりもしてきた。

例えば、岩根アイスなどは、南沢小滝に行ける人には不必要な出費だ。一緒に行く相手のビレイスキルが不安だと、衆人環視の施設に行く必要が出てくる。自然の氷瀑には、ビレイくらいはできて、安全管理が確実な人でないと、連れて行きづらいわけなのだ。

でも、そうした苦労を見てくれる人もいる。

そういう苦労を見た先輩は、自分の楽しみにはならないとしても、リード練習に付き合ってくれたりもする。恩着せがましくも言わない。

けれども、してもらう側も、ああこれは…と分かるものだ。当の自分だって、自分の楽しみを後回しにして、後輩の指導に当たった過去があるから分かるのだ。

だから、与えれることのありがたさが分からない人は、苦労していない人とも言える。

私は正直恵まれている。

たぶん、色々な人がなぜ、大して登れもしないのに、私ばかり連れて行ってもらえるのか?と焼きもちを焼くほどだろう・・・。もったいないベテランに付き合ってもらっていると思う。

でも、その理由は、この理解にあるのだと思う。ありがたみが分かる人に、誰でも教えたいものなのだ。

そう言う意味で、後続パーティのガイドさんは人間ができているな~と思ったのだった。きっと、上でバーチカルを登りたかったんだろうなぁ。ガイドするほどの人だもの、6級が楽しいに決まっているのだ。

しかし、そうはいえども、氷柱独占でき、お腹いっぱい遊ぶことができたのは、F1で遊んでくれたおかげでもある。あそこは2パーティだと、どうしようもないのだから…。

1Pで3人で遊んでも、十分遊べたので、青ちゃん来たら良かったのにね~と言い合いつつ、山を下りた。

下りはチェーンアイゼンを付けた。ガシガシ降りる。このスピードでは、ハイキングしかしない人は降りれない。会に入っていた頃は、会にハイキングのために入会してきた(している)人たちに、山を教えようとして苦労していた。

読図講習したり、人工壁に誘ってリードフォローしたり。レスキュー講習会も主催した。今はそんな苦労はしなくて良くなり、自分のクライミングだけに集中できて幸せだ。

降りたら、ちょうど17時。甲府帰着は19時。

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