Dec 21, 2013

南沢小滝

■ 2週間で雪!

昨日は、2度目の小滝アイスクライミングでした☆ 


しかし、昨日は上空に-33°の寒気が入っていて、山は寒い~!! 積雪もかなりあった後でした。 
二週間前にきたときは夏道だったのに、この雪!美濃戸口も雪でした。凍結が心配で、鉢巻道路を使うかどうか悩むところでしたが・・・結局使いました。

今日は下界は晴れ、山は曇り(積乱雲)というお天気です。こういう日は稜線は無理ですが、標高の低いエリアなら大丈夫だろう、という判断で出かけ、正解でした。

寒いけど、無風で、アイスクライミング日和でした。曇りの日はアイスに決まり!ですね~(笑)。

分かりにくいのですが上の写真、奥の茅野方面は晴れているんです・・・

 小滝に続くわき道を行きます。この日は4人で行きました。

初心者のHちゃん、アイス上級者のMさん、隊長、私、です。

ロープは贅沢に2本! 

4人いれば、2人組でパートナーを組めます。
 小滝が見えてきた!滝の上にすっかり雪がついています。
 今回は、早起きの甲斐があり一番乗り!です。5:30に集合です。

前回来た時は、つらら状でシャンデリア状態でしたが、今回は、段々が一杯出来ていて、なんとなく登りやすそうなイメージ・・・

そうか~、雪が積もると、登る距離が短くなるんですね・・・

 お借りしている、カシンのブレードランナーというクランポンです。

アイスはアメリカ発のアクティビティ?のためか?アイゼンと言わずにクランポンということが多い・・・

これは輸入したもので、日本の代理店では手に入らないものだそうです。
http://www.expo.planetmountain.com/Pages/company_news_d.lasso?nav=n3&l=2&keyID=6664&id_comp=31

私もバリエーション用の縦爪のアイゼンを買いたいので、カタログチェックはしていますが、この製品はおススメだと聞いています。

でも輸入していると今年の冬には間に合わない・・・(汗)




すっごくターンインしていますね。

余談ですが、バレエはターンアウトなのに、クライミングはターンインなんですよね。

私も、クランポンを買いたいと思って研究中です。

悩んでいるのは、

・保温材入りのワンタッチアイゼン取り付け可能な靴を買いなおすか?

・デュアルポイント、モノポイント、どちらにするか?

・あるいは1つで済ませるか?

です。

私の今の靴だと、セミワンタッチしかつかない。
一番安く上がるのは、今の靴にデュアルポイントとモノポイントの両方がつくクランポンを買うことですが・・・うーん。 

工具で取り換えをするのは面倒になってしまう人が多いのだそうです。
 隊長、リード中。

リードは緊張します。こうしてみると大した高さはなさそうですが・・・

 こうしてみると結構高い。

二本目のスクリュー支点を取っているところです。

今回スクリューの回収をやってみたのですが、結構回転させるので時間がかかるので、安定したスタンスに張り付けないと厳しいです。

ローワーダウンで回収するなら楽だけど・・・

回収はセカンドの役目なので、胸のラックが欲しくなりました・・・

まぁ最初はスリングでいっか・・・

 なぜかみんなここで腕がパンプ…

今日はとても寒いので、腕の血流が悪いのか、全員ここで「腕が・・・」となりました。

よく冷えているためか、氷が固く、ピックが刺さらない!

叩きつけるようにするため、腕力が要りました・・・(汗)
 暇だったので、滝の上部の裏面から見下ろしてみました。

この辺りはまだシャンデリア状で、登りにくいところです。
 Mさん、今年初アイスなのに、リード(笑)!!!

初アイスがリードって・・・。

でも、今日の小滝では一番上手!

Mさんが同じパーティにいてくれたおかげで、なんとなく、鼻が高い(笑)

自分のことじゃないのに変ですね(笑)

 端っこはこういう感じです。

つらら落とすと、つい刺さって死にそうです(><)

今回は氷が固いため、前回ほどジャラジャラと氷は落ちませんでしたが、その分、落氷に無頓着な人が多く、ハラハラさせられました。

ヘルメットなしで滝下に立つなど、もってのほか!!

あと支点の構築ではガチャ類も落ちてきます・・・氷よりアブナイよ~!

 いや~ 写真はやっぱり自分の下からロープが垂れている図に限りますね(笑)!!!
 しかし、一緒になったパーティは講習会だそうで、とても人が多く辟易しました。

おまけに、ビレイエリアに、紙コップに入ったコーヒーを広げるわ・・・、タバコは吸うわ・・・

それなのに、リードも遅いし、支点作りも遅く、なんだかな~

なんか・・・大丈夫なのか心配になりました。

隣で先行していたベテラン風の人さえも一度追い抜いてしまいましたし・・・(アイスまだ生涯で3度目です・・・それも初回はほぼ1年前)

もしかして、アイスクライミングは、初心者に有利な分野なのかもしれません。

 同行者の Hちゃんも頑張っています。

私はギブアップしたこの氷柱をエイッ!と。

ここ氷ではなく、岩をたたきそうで、怖かったんですよね。

借りているアックスですし・・・(笑) 隊長泣いちゃう。


 私です・・・うーん・・・

かかとが上がっていますね(ーー;)。

この辺で腕がどうしてもパンプして来てしまうんです・・・少し上がれば足で登れるんですが・・・。

前回は、腕力なんて一切使わず登ったのに、なんでかな?

スタンスも豊富なように見えます。

やはり凹なところより、凸なところが難しいです。

凹なところは、ステミングみたいな足でなんとかなります。

凸なところは、一体どうしたらいいのでしょう?
 なんとか超えました。

思うのですが、アイスクライミングする人にはチャトランガとコブラが良いと思います。(ヨガのポーズの話です(笑))
 大パーティが去り、やっと静かになった。14:20。

あと2~3本ずつ登って帰りましょ!って感じです。

15:00 クライミング終了、
15:30 出発
16:30 下山。
17:00 帰宅開始。

帰りは高速を使わず、18:40に自宅に着きました。

高速を使えば、我が家からは1時間で美濃戸口です。

翌日の予報が良かったので、ホント、赤岳鉱泉に泊まって赤岳に登ってから帰りたいくらいでした(笑)

良く冷える=快晴期待・・・

八ヶ岳の場合、寒さだけを気にしていれば、お天気の方は微笑んでくれることが多いです。

でも、ホントに寒いので・・・帰ったら左足の薬指が、また凍傷に・・・(汗)

うーん。やっぱり唐辛子かしら?

 午後から降雪、の予報通り、14:30くらいから降り始め・・・、ちょっと置いておくだけでこんなに積もりました。

帰りの車に積もった雪。今夜は積もるでしょうね!

帰りはさくっと下山です。

登りは汗をかくと冷えてアブナイですが、帰りは多少汗をかいても、下山で安全地帯へ戻るのであまり気にしません。

夫と来ていたら、温泉に入って帰るところですが、今回はクライミングだし、あまり汗もかいていないので・・・
そのままおうちに直帰しました。

良く考えたら、3:30に起きているので、もう眠い頃合いなんですよね・・・

自宅に帰り、もう夕飯を作りたい気分ではなかった・・・

これからは山に行いく日は、あらかじめ夕飯の支度をしてからでないといけませんね~

山でカレーは定番ですが、主婦が山に遊びに行った日の夕食もカレーかも(笑)


■ 今回の学び&反省

・色々な雪質を知った時も発見と驚きの連続でしたが・・・氷も!今回は固かった!

・固いアイスは斜度がなくても結構腕力が要る。

・けれど、ピックが刺されば、アックスがなかなか抜けないほどなので、実はホールドとしては強固で安全かも?

・スタンスは課題。モノポイントのメリットを生かせていない。

・もしかして、アイスは初心者向き?意外に登れます。

・ビレイも続けてやっていると結構、疲れる。

・凍傷対策

・クランポン研究


私は、まだ岩登りはしたことがありませんが、アイスでゲレンデデビューしてしまいましたが・・・、山との出会いも色々ですね。 私は雪稜がしたいのです。

斜度が強くなったとき、登れないと困るので、後立の縦走(不帰の嶮とか)にクライミングジムで練習したように、雪稜の難しいところを歩けるようにと、アイスをしているわけですが・・・効果があるでしょうか。まだ分かりません。

ただ不思議なのは、ジム壁では7mでも恐怖感でリードするのは固くなります。ので、5.8リードで精いっぱい。5.9でハングした壁だとトップロープでも精一杯です。

でも、不思議と滝は張り付いていても怖くないんですが、なんででしょう?今回、2回ほどスタンスが外れ、張り気味のロープで良かったな、って思った時がありました(笑)

前回は氷が柔らかかったので、クランポンで突き刺すのも楽だったんでしょうね。

結論としては、色々な氷の状態を知ることができて、とてもよかったです☆



Dec 7, 2013

南沢小滝

■ 生涯2度目のアイスクライミング

今日は去年アイスクラミングの講習会で知り合った知人とハイキングでした。

アイスは少しの予定だったんだけど、結局みなクライミングが気に入って、それぞれ登りました。

私は、外岩はデビューしたことがないのに、アイスは外のゲレンデデビューです(笑)

アイスの場合、あまり外と体験で使うアイスキャンディーの差がないのがいいのかも・・・

岩はまだ分かりませんがアイスクライミングは気にいりました(笑)

先週も来たけど・・・今朝のゲレンデ。南沢小滝。

 一番良いラインはガイドさんが使用のためにトップロープを貼るところでした。

我々は一番左のラインでしたが、難しいということで、
使用後ロープを貸してくれ、ご親切に感謝。

沢登りの会、トマの会の皆さんにも会いました。
リードがサクサクのリーダーさんにビックリ。


 初心者の方を連れて行ったのに、全然普通に登っていて感動!

ローワーダウンは、最初はズリズリと荷物のように降ろされてしまいましたが、2回目からは上手にできました。
 ビレイヤーをしていたら、映せないので、写真が少ない。

すいません。

これは取ってもらった写真です。

小滝、何メートルあるのかなぁ?
 3回目の登りなんですが、ここのラインは滝が溶けてきて、雨が降ってるみたいで大変でした。上り詰めて上の滑状の滝の様子が見えるとうれしい。

支点をどう作っているか見に行けばよかったと反省しています。

 ちょっとピンぼけなんですが、大滝の横に、もうひとつ小さな滝がありました。こちらは緩やかで、小さな傾斜。

初心者のリード練習に最適。
これは南沢大滝。

今日は左のラインしか良いラインがなく、あまり右はよくなかったのだそうです。

登山道は夏だったからなー・・・(笑)

でもビレイするには寒すぎず、良かったのでは。

たっぷり堪能しすぎて、帰りは10分ほどヘッドライトで歩くことになりました。

私は思わぬ外でのビレイヤーデビューとなりました。

トップロープですが・・・ 今日はリードするには、ちょっと氷の状態がイマヒトツだったみたいです。

今年1月の講習がこういう風な楽しみに結びつくとはうれしいものです。



Jan 12, 2013

岩根アイスツリー 初めてのアイスクライミング

■ 初!クライムオ~ン!

今日は夫と2人で岩根山荘へ。 

初めてのアイスクライミングは、ピッケルのブレードと親しくなるアクティビティでした(^^)。

普段、ほとんど使わないピッケルのピック・・・アイスクライミングなら大活躍です。


ただ、本来は足で登るものらしいですが、緊張してガチガチだったので、 腕がパンパンです(><)

ああ~疲れた~。帰りの運転でハンドルが持てるかどうか、心配なほどでした(汗)。

 第一登目。 私、握力17kgしかない・・・ 腕力には積極的に自信がありません(><) 



 高所恐怖症とは思えない登り!やっぱり男の子なんだなぁ! 私なんかよりラクラク登っています。

 反省中・・・ こうやって匍匐前進で練習するのです。 コレは腹筋運動にいいかも(笑)?!

これを100回くらいするべきだと思いました・・・  

しかし、この頃には膝小僧が痛い!氷にぶつけて、たんこぶだらけなのです・・・バレーボール部の膝パッド欲しいですよ(笑)


今日習ったこと。

・腕は開かない
・握りこぶしのスナップで振り下ろす
・脚は逆歯の字(内股)
・揃える揃える、開く開くのリズムで
・握りこぶしは親指のラインをアックスのラインに揃える
・少し後屈する
・足元を見る
・中腰になってあがったら、体と壁の間にバレーボール一個分くらいの空間を作る
・余りアックスを体に引き寄せすぎない。顔の前くらいまで


  アイゼンが分解してしまった!

 アイスアックスはピッケルと違ってカーブしています。

今日は中学生の男の子も参加していました。

アイスクライミングは、普通の岩登りと違ってスタンスを考えなくても良いかと思いきや、そんなことはないのでした・・・

スタンスやホールドを考えない分、むしろ下手な位置に乗ってしまい体力消耗です・・・(汗)。

夫は4登、私は3登しかしないで、腕がダウン・・・ 腕が先に疲れてしまい、ぜんぜん登れません。

そして、乗る爪はほんの先っぽ。安心できない。

自分が作ったホールドが信用できないので、何度もアックスを振り下ろしてしまい(--;)余計腕が疲れる・・・

一番信用できるのは、ぶら下がっているロープなのでした・・・(汗)

■ まぁロープって素晴らしい! 

って、つまるところ・・・ 登っていない!ロープで半ば引き上げられているだけなのでしたが、
結局何が一番収穫だったか?というと・・・

ロープって信頼できる!

ということをロープに着目することなく、すっかり信頼してしまっていることではないでしょうかね(笑)?!

別に言われなくても勝手に下降中・・・っていうか早く地面に降りたーい!そんな感じでした。

一番上達したのは下降かも。

■ コスト

保科ガイド 17000円/人