以下が最低でも必要になります。
個人装備
1)アイスアックス 2本
2)クランポン
3)クランポンがつく登山靴
4)アイス用グローブ
5)ヘルメット
6)目の保護になるもの バイザー、サングラス、ゴーグルなど
7)ハーネス アイス用は冬の服を着るのでレッグループが外れるもの、キャリツールがつくもの
共同装備
1)アイス専用の防水コーティング加工のロープ
■ クライミング常備品
1)ヘルメット
2)ハーネス
3)確保器 アイス用にルベルソ4があるとベター
4)スリングやカラビナ、クイックドローなどのガチャ類
5)ザック
■ 慣れてきたら
1)アイス用のダブルブーツ
2)アイス用のヘルメット
3)アイススクリュー 4~5本
4)フィフィ
5)アバラコフ支点ギア
6)防寒テムレス
7)脱落防止コード
8)ホジホジ棒
9)スクリューケース
■ さらに慣れてきたら・・・
ドライツーリングをすると、また装備が必要になります
1)一体型ブーツ
2)上級向けアックス クルコノギ
■ペツルのヘルメット

ペツルになった理由は、バイザーが付くヘルメットはこれしかないからです。
バイザーは7850円!
ヘルメットとバイザーで17000円(汗)
私のBDハーフドームは6000円くらいだったはずですが…
バラクラバをかぶったりするとしても、はやり目の周りの保護は欲しいでしょうから、仕方ありません。
■ アックス
カシンのXドライを使っています。
アックスにはタイプがあります。
アイス用
ルート用
かぶりの強いドライ用
の大体3つに分けられますから、自分の山行に会ったものを選びます。
購入前に、赤岳鉱泉や岩根山荘でレンタルで使ってみるのが良い手です。
■ クランポン
ペツルのリンクスを使っています。ランボーなども使用者が多いです。
■ アイススクリュー
ペツルのレーザーライト3本、BDのスクリュー4本を使っています。もっとも汎用で使えるのは、16cmの青です。
22cm ×1 アバラコフ作成用
16cm ×5 もっとも汎用
13cm ×1 薄いアイス用
ペツルのレーザースピードライトは水氷には向かないようです。固くなり入らなくなります。
アイス歴40年のベテランのセット例
Will Gaddの本の例: トータル14本
・4~6本 ビレイステーション構築用
・8本 登攀用
22cm ×1 vスレッド用
19cm ×7
16cm ×4
13cm ×1
※スクリューの長さよりも、氷の質のほうが重要。
■ 手袋
![]() |
テムレス |
・ルート用グローブ 3レイヤーのもの
・ゲレンデ用グローブ ゲレンデ用なので乾きにくくても握りやすいほうが良い
・本気グローブ 薄手で握りやすいもの 握力が無くなってきた時用
・テムレス 濡れて流れている氷用
・防寒ミトン 下山用
■ アイス用シューズ
防寒性の高いダブルブーツで、縦走よりもタイトに立ちこめるものが良いです。
縦走では常に歩いているので、体温が高く、凍傷にならなくても、アイスではビレイで長い時間待たないといけないことがあり、そうなると、同じ場所でも凍傷の危険が高くなります。
■ ロープ
アイスでロープを選ぶ際重要なのは、
・ドライコーティングされている
ことです。されていない室内用ロープをアイスで使うと、雪がロープにまとわりついて、かりんとうのようになり、とても使いづらいです。使いづらいだけでなく、ビレイ器に詰まり、ビレイヤーがきちんとビレイできなくなると、危険です。
ゲレンデの時 → トップロープクライミングが主体なのでシングル
ルートの時 → リードフォローが主体なのでダブル
長さは、60mをおススメします。できれば70mが良いです。南沢小滝で50mでギリギリだったことがあるからです。滝自体の距離が余りなくても、支点が落ち口から遠いと長さが必要になります。
一般的に
シングル トップロープ用 10mm以下~9mm台後半
シングル ルート用 9mm台前半
ダブル ルート用 8mm台
ツイン 困難なルート用 7.5㎜からあります。
■ 一般クライミングギア
確保器: セカンド確保機能が付いているもの。
・握力が小さい人が重い人をビレイする場合 ルベルソ4
・一般にはATCXPガイド
セルフ用: PASまたはナイロンスリングをセルフ用にしますが、ゲレンデでは要りません。
カラビナ: トップロープを作るために安環付ビナが最低1つは必要です。
スリング: トップロープ支点を作る時、大きな立木にするなら、長めの(180~200cm)のスリングがあると安心です。
■ アイス用周辺ギア
脱落防止コード: ホームセンターで買えます。800円ほどでした。ポイントはスイベルが付いていることです。着いていないとキンクして大変。アックスを振った時、邪魔にならない長さにします。連結はギアループまたはビレイループ。
アックステンション用フィフィ: 首にぶら下げるゴムひもを付けます。
キャリツール: アックスラッキング用 1000円ほどですし、使いやすいです。
チェストハーネス: ダックスのハーネスが良いかもしれません。スクリューラッキング用
ゴムチューブ: アックスの先っぽ保護用
ファーストショット: アバラコフを作るのに必要です。
ホジホジ棒:スクリューの中に詰まった氷は取り除かないと次に使う時使えなくなります。
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